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心の問題

【子育て】幸せな人を育てる方法

投稿日:2017年4月29日 更新日:

子育てにおける最大の使命は「自己肯定感を育てること」

我が子にはいつまでも幸せに生きて欲しいですよね。普通の親なら、いつもそう思って子育てされていると思います。
しかし、幸せに育って欲しいと思いつつも、知らないあいだに間違った方向へ子どもを導いてしまっている親御さんもいらっしゃるのでは、と思っております。

私が色々な人と触れてきた中で、幸せそうな人とそうでない人の育ちを聞くと、両者にはある一定の傾向があることが分かってきました。今回は、幸せな人を育てる方法ということで、幸せな人を育てるには何に気を付けたらいいのかをまとめていきます。

まず、家族の大切な機能の中に「ありのままの子どもを認め、支えられること」があります。これが機能することにより、子どもの自己肯定感は育ち、幸せに生きることができます。

ありのままの子どもを認め、支えられることって何?

簡単に言うならば、褒められて育てられるってことだな。例えば、
「一人でトイレができるようになった」
「寝る前の歯磨きをしっかりするようになった」
「お行儀よくご飯を食べることができるようになった」
「一人で着替えができるようになった」
・・・そういった人間としての成長を逐一褒めてくれて、
○○ちゃんいい子ね。大好き。って言ってもらえることが、認めて支えるってことやけん。
オマエの家庭はそういうのがなかったんだろうな。

うん、全く。
おもらしをすれば殴られ
歯磨きしなかったり、ご飯をこぼせば大声で怒られ、
着替えが出来なくても放置されて
・・・そんな感じだったよ。いつもダメな子って言われ続けてたよ。

そうやって子どもの悪いところばかりに目を向けて、ダメな子と言われ続けていたら、
自己肯定感は育たないんだ。・・・っーか、殴られってなんなん?虐待ばっかされよったと?

うん。毎日毎日叩かれて・・・、ほら、ここの腕の傷。タバコの火を押し付けられたんだ。ずっと残ってるよ。

・・・ありえへん。本来子どもって言うのは親に褒めてもらうことで、親の愛情ををいっぱい貰って、それによって
「自分は大切な人間だ」「自分は活きている価値がある」「自分は大丈夫、やれる」っていう自己肯定感を育むもんなんだが、
ディープルの家庭の場合はそれが出来ていなかったようやな・・・。

そういう虐待ばっかで安心して生活できないような家庭を機能不全家族、
そこで育った大人をアダルト・チルドレンというんだ。

虐待や放置、人格否定など機能が不全であった家庭で育った子どもは「自己肯定感を学び損ねた大人」に育ってしまい、「生きづらさ」を感じながら生きることを強いられます。

自己肯定感が欠如していると、大人になった時、人間関係において様々な障害を起こすことがあるんだ。
他人から言われたことを悪い方向に感じて(認知して)他人と距離を置いてしまう。
他人を見下して自己肯定感を確保しようとする。なんて言った感じにな。
それが「生きづらさ」につながっていくんだ。

下の記事は、自己肯定感の大切さと自己肯定感が欠如しているとどんな問題が起こるのかについて説明している。

今回の記事では、教育の中で、どうやって子どもの自己肯定感を育てるかということを説明していくぜ。

今回の記事では、どうやって子どもの自己肯定感を育てるかということを説明していきたいと思います。
この記事を読んでいただき、「幼い子供の親御さんたち」に是非ともこれから実行していただきたいことをまとめました。
また、「諸般の事情により自己肯定感を学び損ねた大人」には「普通の人ってこうやって育っているんだ」と視野を広げて頂きたいと思っています。

自己肯定感の育て方:未就学児の場合

小学校に通う前、子どもは人間として生きていく上で必要なことを学びます。

・トイレで排泄する
・歯磨きをしっかりする
・食事のマナー(ご飯に箸を刺さない、寄せ箸をしないなど)を守る
・一人で着替えをする

こういった私たちが普段何気なくやっている行動は生まれたばかりの子どもにはできません。親に教育されながらできるようになっていくのです。
最初は出来ないわけですから、必ず失敗します。しかも何回も何回も失敗することはあるでしょう。そういったときに手を出してしまったり、
「あんたなんかもう知らない!」のように投げやりの感情をぶつけられたりすると、「自分は存在しちゃいけないんだ」「ダメな人間なんだ」と感じてしまいます。

どうしてあなたはこうなの?ああなの!!?ってずっとヒステリックに言われ続けて、叩かれたりしてたなぁ・・・。

実際、子どもが「自分は存在しちゃいけない」とか考えることはないけども、親から大切にされていないというのは子供心に感じるモノなんだ。
そして、子どもにとって人生で一番最初の人間関係というのが親子なわけだから、親から大切にされていないと感じてしまうと、自分は他人から大切にされない存在なんだと歪んで考えてしまうようになってしまうんだ。ディープルはそんな感じあるだろ?

うん。僕は他人から優しくされると凄い違和感を感じるんだ。こんな自分が他人から良くしてもらえるわけないって。
だから、優しくされたときは、何かウラがあるんじゃないのか?利用されているだけなんじゃないのか?って思っちゃうんだ。

自分の心の中で自分はダメな人間だっていう前提条件があると、そういうように歪んだ認知をするようになってしまう。
そして、せっかくの他人からの好意を素直に受け取ることができない。これが問題なんだ。

僕は怒鳴られ、叩かれてばかりだったけど、ストークの家はどうだったの?

トイレや歯磨き、食事や着替え。ちゃんとできたときに褒められたんだ。今思うと
俺のその時の頑張りや成長の片鱗を見つけては、ここぞとばかりに褒めてもらえたんだ。
ションベンちびったりしたときは、「あ~あ~大丈夫?次はトイレでオシッコしようね。」って言われてたな。

僕の家と全然違う・・・。でも、そうやって甘やかされて育ったらロクな大人にならないっていう人もいるよね。

ああ、いるな。ただ、考えてみろ。トイレができない大人なんて誰一人としておらんけん。歯磨き、食事、着替えもそうだ。
みんな遅かれ早かれできるようになるんだよ。オマエの家庭には余裕のなさを感じるな。「別に失敗したっていいんじゃないの?いずれできるようになるさ」
くらいの余裕をもって接さないと、親子関係緊張するぜ。

あと、あれなんじゃないのか?ションベンちびった後片付けがめんどくせぇから、子どもに八つ当たりしてるんじゃないのか?それは性質(タチ)悪いけん。

子どもが人間として生きていく上で基本的なことを学ぶときに

出来ないことばかりに目を向けて叱責し続けるのと
出来たことに目を向けて褒めるのと

で、その子どもの持つ自己肯定感に差が出てきます。

怒鳴って叩くのが教育だと言い張る親御さんもいますが、怒鳴って叩いたところで、できるようになるべきことができるようになるとは思えません。それは単なる八つ当たりに過ぎないのです。
おもらしをしたときに、怒鳴って叩くことをして、次にちゃんとトイレで排泄できるようになると思えますか?怒鳴って叩く教育は無意味であり、子どもの自己肯定感を損ねてしまうのです。

ごくたまたま、トイレで排泄が出来た、あるいは排泄したい意思表示ができた。それがマグレであっても、そのときにここぞとばかりに褒めるのです。
そしたら、「トイレでウンチやオシッコをすれば褒めてもらえる」と思って、それを継続しようとします。
そしたらトイレトレーニング成功です。褒めるという教育は極めて建設的なのです。出来たことにしっかり目を向けて褒めてあげます。
その時、子どもの自己肯定感が育ち、他人の好意をしっかり受け止められる大人になることができます。

自己肯定感の育て方:小学生以上の場合

人は何かをやり遂げた時に「この領域(テーマ)だったら私にもできる」と思うことで自信が芽生え、「この領域ができる自分には価値がある」と考えることができるようになり「自己肯定感」が生まれます。自己肯定感は「自分で決めて、自分でして、自分で責任をとる」ことによってつけることができます。

小学生に上がると、習い事をしたり、学校の勉強をする状況になります。その時に親が「習い事をやりなさい、勉強しなさい」というのではなく、子どもがやりだす、すなわち自分で決めて行動するのを待つのです。
子どもがやりたいと思って始めて、やってみて、失敗したときは慰めてあげ、成功したときは思いっきり褒めてあげるのです。これによって子どもの自己肯定感が育まれていきます。

親が決めて強制すると子どもの自己肯定感は育たない

○○さんの家庭ではピアノを習っているんですって、英語を習っているんですって。ウチの子にもやらせないと出遅れちゃう。とか

○○さんの子はこないだの算数のテストで100点をとったんですって。ウチの子は80点だわ。ちゃんと勉強させないと。

というように考えて、子どもに習い事を強制したり、勉強を強制させたりすることはありませんか?

あるいはいい大学、いい就職という漠然とした目標を掲げ、勉強を強制していませんか?そういった、子どもに対する課題の与え方は、少し考え直したほうがよいでしょう。

ストークは優秀な大学出てるよね。習い事やりなさい、勉強しなさいって言われてたの?

東大京大じゃあるまいし、優秀でもないけん。ただ、九州大学は誰でも入れる大学ではないのは事実やけん。勉強もそこそこした。
ただな、親から習い事やりなさいとか勉強しなさいとか一切言われなかったな。

じゃあ、どうして勉強できたの?

これも、さっきの話と繋がってくるが、勉強できたときには思いっきり褒めてもらったんだ。そして、たまに悪い点をとってきたら
「あら、どうしたの?あなたらしくないとね。気にせんと、次がんばりや。」って言われてたんだ。
・・・オマエの家庭の場合、悪い点を取ってくると叩かれたりしたんだろうな。

うん。テストで80点以下をとると、ヒステリックに怒鳴られて・・・冬に外へ締め出されたこともあったよ。

あのなぁ~。冬に外へ締め出したところで勉強できるようになるわけないやろて・・・。

でも、それが怖かったから、勉強していい点とっていたっていうのもあるかな・・・。

子どもを脅迫に追い込めば確かに勉強はできるようになるかもしれねぇが、「失敗への恐怖」を植え付けちまうんだ。
なんでもかんでも失敗の方に目が向いてしまうから、結局「自分は何してもダメなんだ」って思っちまうんだ。

それであれやろ?オマエのためを思って、とか言い出すんやろ?

うん・・・。

違う、違うけん。人が幸せに生きるために必要なのは、なんかの特技でもいい点数でもないけんね。
自己肯定感。
だから、勉強できようができまいが、受容してやることが親のやるべきことやと思う。

子どもが「これをやらないとパパやママに怒られるから(ひどい家庭だと殴られるから、ゴハン抜きになるから)」と思い、それを動機にして習い事なり勉強なり、様々なチャレンジをしても長続きしませんし、子どもに対して大きなストレスを与える結果となります。

さらにもし、習い事なり勉強なりして上達しなかった(良い点数がとれなかった)場合に厳しい叱責が待っています。その時、子どもの頭の中では「僕はダメな子なんだ」「何をしてもうまくいかないんだ」という思考が芽生えてしまいます。さらに「失敗への恐怖」という思考も芽生えます。

習い事や勉強を強制させる親に聞きます。「なぜ、子どもがやりたがらないのに習い事や勉強をさせるのですか?」そしたらおそらく「この子が将来、立派に育つため、いい大学、いい就職をさせて安定した人生を歩ませたいため。」と「この子のためを思って」が出てくると思います。

しかし、人間が幸せに生きていくのに必要なのはいい大学でもいい就職でもなく、「自己肯定感」なのです。親の言う通りに勉強頑張って失敗したとき(テストで悪い点をとったとき)に厳しい叱責をして、「僕はダメな子なんだ」「何をしてもうまくいかないんだ」という思考が芽生えさせてしまうほうが、却って辛い人生を歩みます。

自分が決めたことに対して成功すると自己肯定感が育つ

別に習い事やってて特技があるとかないとか、小学生の時に勉強ができるとかできないとかはどうでもええと。
シママなんかは小学生のとき、全然勉強できなかったんやろ?

うん。小学生の時は、もうホントに「どべ」に近くて、お母さん呆れてたわ~。

勉強しなさいって言われてたけど、全く言う事聞かない子だった。
勉強しないで男の子と混じって秘密基地作ったり、泥遊びして遊んで、帰った時は体中にくっつきムシつけてお母さんを困らせまくってた、本当に手のかかる子どもだった思うよ!

そんとき、叩かれたりしたか?

いや、全く。「もうしょうがないわね~」って感じ。

どべって何?

ああ、ごめん。ビリって意味。

でも、シママもストークと同じくらいの偏差値の大学出てるよね。どうして?

それは、高校生の時に好きだった男の子が優秀だったの。それで、この人と同じ大学に行きたい!って思って猛勉強したのよ。

シママの場合、自分で勉強する動機を見つけ出して、勉強したわけだ。それで、名古屋大学に行くという目標を達成した。
親に怒鳴られ叩かれれば、勉強はできるようになるかもしれねぇが、自己肯定感は育たない。そうじゃなくて
シママみたいに自分で目標決めてそれに対してひたむきに努力したほうが成果は出るし、それが自己肯定感につながる。
「自分で決めて、自分でして、自分で責任をとる」ってことやけん。

例えば習い事に関して子ども同士のやり取りの中で習い事の話になり「○○ちゃんがピアノを習っているから私もやりたい」というパターンがあるかと思います。

このときは、ぜひやらせてあげればいいと思います。親御さんの中には(誰かがやってるから私もなんて・・・そんなの続かないに決まってる)と思われる方がいらっしゃるかと思いますが、私は親に強制された習い事のほうがよっぽど続かないと思います。

塾も同じだと思います。「○○ちゃんが塾に行っているから僕も」という動機で塾に通わせるのもいいと思います。

大事なのは「自分自身(子ども自身)がやりたいと思ったかどうか?」なのです。

友達がやってるから私もという動機だって立派なものです。好きな人と同じ学校に行きたいから勉強するというのもまた動機として立派です。ぜひ認めてあげてください。

立派な動機よりも子どもの「やりたい」の気持ちのほうが大切なのです。

自分が決めたことに対して責任を持たせる

習い事をさせる際には必ず約束をします。例えば「○○カ月間続けること」という目標設定でも良いでしょう。そして、それが達成できなかったら「お小遣い○%カット」などのペナルティを与えましょう。これは一種の子どもとの契約で、親の気分次第で変えてはいけません。

上記のプロセスが「自分で決めて、自分でして、自分で責任をとる」ということです。もしこのプロセスで成功した場合、その習い事が職業につながるかもしれませんし、今後の人生に色々な選択肢を与えてくれるかもしれません。

そして、なにより「できた」の気持ちを子ども自身が持つことができるようになります。これが自己肯定感を育むうえで大切なことです。

子どものチャレンジに対して親はどう向き合うか

チャレンジして失敗したときに支えてあげることが親の役目

ディープルは習い事とかやってたの?

僕は英会話塾に通わされてたよ。

そうなんだ~。それで、英会話は上達したの?

ううん。全く今も全然出来ない。

それよりもね、電車の中で英語のアナウンスが流れるよね?そのアナウンス、何て言ってるの?って聞かれて答えられなかったときに、ものすごく叱られたことがあって、親と電車に乗るのが怖くなっちゃって・・・。

あぁ~。The exit will be on the left side of the trainって感じのやつね。

え?今、何て言ったの?

お出口は左側ですって言ったのよ。

それより、本当に酷い家庭だったのね・・・。非難されてばっかりで。ワタシ、こんな育てられ方したら耐えられなくてリスカしたり、電車に身を投じたりしていたかもしれない。
何か上手くいかなかったりできなかったりしたときに、もう既に落ち込んでいるのに、そこに親が畳み掛けるように非難してきたら辛くて辛くてしょうがないわ。きっと。

子どもが習い事や勉強などにチャレンジしていると、「○○ちゃんはできるのに、私はできない」というようにうまくいかないことがあって、辛い気持ちになることがあるかと思います。その時に家族ができることがあります。
それは失敗を非難せず、ただ話を聞いてあげることです。

失敗したとき、うまくいかないときは子どもにだって「つらい気持ち」があります。その気持ちを聞いてあげて、受け止めてあげるのです。

「うまくはいかなかったが、よく頑張った。今回の失敗を次の機会に生かしていけばよい。大丈夫」と励ましてあげてください。そして「次のチャレンジは不安だろうけど、何があっても精一杯守ってあげるからやってごらん」と次の失敗も保証してあげてください。

それで、英会話塾は続けてたの?

うん。8年くらい。

それって素敵じゃない!できようができまいが、続けることができるってホントに素敵なことなのよ!ディープルの親御さんはね、できる・できないの白黒に目が行きすぎなのよ。

「○○ができる○○ちゃん」を認めるのではなく「○○に挑戦し続ける○○ちゃん」を認めてあげるのです。こうすることによって、「自分はこれでいいんだ」という気持ちが芽生えます。
これが自己肯定感です。自己肯定感は周囲の人たちに「ありのままの存在」を認められ、支えられ、励まされて育っていきます。

この自己肯定感をエネルギーにして新しいことに思い切ってチャレンジしようという気持ちが出てきます。

また、失敗を非難せず、家族が話を聞いてくれる。失敗しても許してもらえる。という、何かつらいことがあったときにきっと家族が支えてくれるという安心感も次のチャレンジへのエネルギー源となります。

上手くいかなかったときに非難するのは最悪

ディープルの親御さんはね、できないことばかりに目が行ってしまって叱って酷いときには虐待もして・・・
だから、ディープルは「自分には価値のない人間なんだ」「自分は存在しちゃいけないんだ」って思うようになってしまうのね。

うん。そうなんだ。だから、習い事・勉強がとにかく怖くて怖くて・・・。最近は仕事が怖くて・・・。

そうよね。上手くいかなかったら、全否定されちゃうものね。

う~ん。ディープルが何をやるにしても慎重で臆病で、完璧主義すぎる理由がなんとなくわかってきたわ。

子どもが習い事や勉強に失敗したとき「何でできないの?○○ちゃんはできるのに」と失敗を非難し、さらにその子の友達や兄弟を引き合いに出すことはしないでください。自己肯定感を損なう大きな原因になります。

子どもが何かに失敗したとき、子どもの心はすでに傷ついているのです。自分はダメだなぁと落ち込んでいるのです。さらにそこに追い打ちをかけるように親が失敗を非難してしまったら、その子の自己肯定感は下がっていくばかりです。

また「何でできないの?○○ちゃんはできるのに」という言葉には、親の焦りも見え隠れしています。「立派な子どもを持つ親」という親自身の自己肯定感が満たされなかった、その八つ当たりを子どもにしているとも言えます。子どもの心が傷ついているのに、さらに自分の心の傷も負担させようとする親と言えるでしょう。親失格だと思います。

こういった、失敗を非難するような親の下で育った子どもは「失敗は許されない」と思ってしまい、周囲から見たら、かなり無駄に慎重だったり臆病だったり完璧主義だったりします。それが仕事の足かせになる場合も多いのです。子どもを非難したところで、子どもは成長しません。

子どもが勉強したいと思うようにさせるには?

最後に、子どもが勉強したいと思わせるようにするにはどうすればいいかをお伝えします。

子どもに勉強しなさいと強制するのではなく自主的に勉強したいと思うまで待つ。これが自己肯定感の育つ子供の育て方だとは言いましたが、

そうは言っても、勉強できなきゃ将来の選択肢は狭くなるし、勉強するようになるのを待つなんてことをしたら、一生勉強しなさそうだし。と思う親御さんも多いと思います。

そこで、子どもに勉強しようと思わせるように仕向けるという方法を提案したいと思います。

これについては、こちらの記事で詳しく説明しております。

こちらの記事のように「勉強をやりたい」と思わせるように仕込ませることが大切です。この記事では、勉強に興味を持たせるよう話を聞いてあげる、敢えて、子どもを勉強から遠ざけるといった方法を説明しています。

他にも一緒に勉強するとか、同じ計算をお母さんもやって時には手加減してあげて勝負してみるとか。いかがでしょう。一方的にやらせるのではなく、一緒にやるのです。

また「○○ちゃんが勉強してくれたら私は嬉しい」と言ってみるのも一つの方法です。これはコミュニケーションの秘訣のひとつである「I メッセージ」です。私はあなたにこうしてくれると嬉しい。そういうとコミュニケーションが上手くいくことが多いです。

また、親本人が勉強した経験があるなら、知識があると人生は楽しいということを教える(例えば理科の勉強を頑張れば、空がなぜ青いのかわかるようになるよ)とか、一緒に簡単な実験をしてあげるとか。(例えば、水と塩水を冷凍庫に入れて、凍るまでの時間を観察するなど)

そしてその答えは勉強を頑張ったらわかるようになるよというようなことをして、勉強すれば色々なことがわかるようになって面白いと思わせるのです。

少なくとも、ただ勉強しなさいと言って、それができなかったら叱責する。これは親にとっては、エネルギーは要りませんが子どもにとっては相当なストレスですし、自己肯定感を失います。

私の親は中卒と高卒なのですが、大学に行ったりすると周りは大卒、院卒が親という人がほとんどです。そして、いつもポジティブで、学業成績もトップクラスな人と話したらやはり上記のように育てられたというのです。やはり、「自分からやる」ということはとても大事で、その背中を押してあげるのが親の本当の役目なんだなと感じます。

まとめ

自分の子どもが幸せになってほしい。これは親として当然の欲求です(その欲求のない親は、その時点で親失格です)。しかし、物事を強制したり、叱責したりすることで子どもは自己肯定感を育むことができなくなり、「私なんてどうせ・・」と考えたり、最悪、自ら命を絶ってしまいます。

子どもは焦らずのびのび育て、やりたいと言い出せばやらせてあげて、安心してチャレンジできる環境を提供してあげてください。そうすることで、大人になったとき、色々なチャレンジができるようになり、信頼のおける大人なります。こういった大人はおそらく「幸せ」だと思います。

子どもに本当に幸せになってほしかったら、自己肯定感を育てましょう。

-心の問題

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