サンリオキャラクター「ばつ丸」に見る、自分らしい健康的な人間関係の構築

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サンリオキャラクターという集団の中でのばつ丸の振る舞いと周囲の反応

株式会社サンリオのキャラクターの中には「バットばつ丸」と呼ばれる、ペンギンをモデルにしたキャラクターがいます。このキャラクターは1993年に登場して以来、比較的人気を保ち続けており、最新のショー「kawaii kabuki」にも登場しています。ばつ丸関係のグッズを持っている方も多くいると思いますし、ファンも多くいると思います。

ところが、このキャラクター、プロフィールでは「あまのじゃく」と表現されており、グリの際も比較的ひねくれた行動をとることが多いのです。一方向から見れば「かなり性格が悪い」と見えますが、彼には友達もいますし、ファンもたくさんいます。

今回は、このサンリオキャラクター、「ばつ丸」に焦点を当て、彼の良い面悪い面を分析し、その結果としてどのような人間関係が構築されているのか、を考えてみたいと思います。

サンリオキャラクターには人格が存在する

前提条件として、サンリオのキャラクターには全員、人格があります。
「キティちゃんが飼っている猫はペルシャ猫」というトリビアがあります。その中で
「仔猫がペルシャ猫を飼っているとはどういうことか?」という問いに対し、サンリオの広報の方がこのように回答しました。

「キティちゃんは仔猫なんですが、擬人化していますので、既に人格を持っているんです。ですから猫のペットを飼っているんです。」
出典:トリビアの泉 サンリオ広報インタビュー

トリビアの泉内ではキティちゃんが人格を持っていると説明しておりますが、おそらくサンリオキャラクター全員に人格が存在していると言ってもよいでしょう。

人格が存在するので、各キャラクターには誕生日が存在し、会議をやったりするのです。


出典:Youtube purolandJP(公式)

人格があるということは、キャラクター個人個人に性格があって、その性格に沿うように人間関係が形成されるのです。

それでは、今回注目している、ばつ丸の人間関係を見てみましょう。

ばつ丸の人間関係

キャラクター間の人間関係というのは、グリ(※)交代の際に垣間見ることができます。
ここでは3種類のグリ交代を紹介します

※グリーティング(あいさつ)の略。サンリオのキャラクターがゲストと一緒に写真を撮るなどの交流を行うイベント。キャラクターごとにシフトが割り振られており、時間が来たら交代します。

対ポチャッコ


出典:youtube 라쿠링히카리様

ばつ丸のお仕事の時間がやってきたのにも関わらず、グリの仕事をまだポチャッコにやらせようとします。そして最後には、ポチャッコに対して「シッシッ」のポーズ。
どう見ても「ひねくれ者」です。嫌われてもおかしくない。そんな感じがします。

対プリン


出典:youtube 라쿠링히카리様

ばつ丸が「こいや!」と言った瞬間にプリンは逃げるようにしてグリを交代します。このVTRからして、プリン君はばつ丸が相当苦手なのではないか、ということが伺えます。
人に対して「シッシッ」のポーズをやったり、足ダンしたりすることを平気でやるわけですから、仕方ないですね。

対ダニエル氏


出典:youtube serena9ai279様

だからと言って、彼が完全に嫌われていて、孤立した存在か、と言えばそうでないということを示したのがこのVTRです。ダニエル氏は、ばつ丸と大の仲良しです。


出典:Youtube purolandJP(公式)

このように公式が公言するほどです。

自然体の素晴らしさ

ばつ丸は「周りを気にしない」キャラクターです。このような言い方をすれば聞こえは悪いかもしれませんが、「周りにどう思われているのか気にしすぎると却って孤立する」という事実から考えると「周りを気にしない」というのも人的コミュニケーションのスキルの一つなのでは、と思います。

※参考

ばつ丸は、自分の好きなように自分の気分の赴くままに行動する、つまり自然体で行動しているので、精神的に非常に健康です。そういった健康な雰囲気が感じ取れるので一緒にいると居心地のよさを感じることがあります。それを一番感じ取れるのが「ダニエル氏」なのではないか、と思います。

みんな違ってみんないい

キティーさんは「みんな違ってみんなかわいい」と言っていました。この言葉を少々広義的に捉えると「みんな違ってみんないい」ということになります。

一方から見れば、「あまのじゃくで自分勝手で人の嫌がることを平気でやる」とみてしまいますが、他の面から見れば「精神的に健康で元気をもらえる」という面もあります。

そんな両面が存在する彼はサンリオのキャラクターという集団の中で今日も元気に活躍し続けるのです。

そんなサンリオのキャラクターたちの様子を見て、私たちは「人間を一つの面だけで見てはいけない」ということを学び取ることができるのだ、と思います。

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