しままるの雑記帳

しままるの思ったことや考えたことをアウトプットする場。「PC/プログラミング」「写真/旅行」「科学(勉強)」「心の問題」が主なテーマ。

心の問題

不安感の整理の仕方

投稿日:2017年4月18日 更新日:

不安は整理して考える

以前、私は「不安との付き合い方」というタイトルで、不安というものはゼロにできないし、不安に対する正解というものは常に変わっていく(諸行無常)だといい、「自分にとって一番気持ちがいい選択をしましょう」と申しました。しかし、不安には自分が正解を選択できる不安とできない不安があります。よって、悩む前に不安を整理する必要があります。

不安との付き合い方

 今回は不安の整理方法を提示し、どんな不安に対して「自分にとって一番気持ちのいい選択」をすればいいのかを提示してみたいと思います。

脳に負担をかける不安との付き合い方

まず最初に悪い例を紹介します。題して「脳に負担をかける考え方」です。例えばこんな不安がやってきて、頭の中でグルグルと回った状態になったことはありますか?

・入学試験に合格するかどうか
・就活に成功するかどうか
・自分は一番仕事のできない人間なんじゃないかとか
・今の仕事/専攻は自分に向いていないんじゃないかとか
・上司に嫌われているんじゃないか

しかも、一度その不安が頭をよぎると、頭の中がそれに支配されてしまい、人(親、上司、友達、先生)の話を聞けなくなるとか、仕事や勉強が手につかなくなるとかそういったことはありますか?

その結果として「人の話を聞いていない」とか「学習能力が低い」と言われ、それがまた不安の種となるという悪循環に陥ったりすることはありますか?

上記はすべて私の経験です。もし、あてはまると思った方がいればこの先を読んでみてください。

不安というものはゼロにできないし、不安に対する正解というものは常に変わっていく(諸行無常)のですから、絶対的な正解というものは存在しません。その絶対的な正解を求めてエネルギーを使い果たし、人の話が聞けなくなったり、勉強できなくなったりすることは脳のエネルギーの無駄遣いといえるでしょう。

しかしながら、何らかの自分の中での正解を持っておかないと、進路なり勉強なり仕事なりが進まない場合があります。その正解が「自分にとって一番気持ちのいい選択」です。

ここで大切なのは、不安を整理して、正解を求めるべき不安なのか、放置したほうが良いのか、正解を人に委ねたらよいのかをハッキリさせ、どうしようもない不安に対して頭の中をグルグルさせないことです。

不安を整理するステップ

それでは、自分にとって一番気持ちのいい選択をするステップを紹介します。

考え事をノートに書きだして整理する

・浮かんできた考え事を箇条書きにしてノートに書きだします。とにかく思いついたものすべてを書きます。ここで「この考え事はあーだから、こーだから」と思考してはいけません。

・書き出したことを見直し、同じ不安にまとめられそうなことは一つにまとめてしまいます。

最終的に不安を5~6個の項目に集約します。

集約した不安項目をカテゴリー分けする

以下の3つにカテゴリー分けします。

①誰が何をしても解決不能なこと

例:提出した予算案が下りるかどうか不安だ。だけど予算が下りるかどうかわかるのは1か月後だ。

この例は社内の誰に聞いても予算が下りるかどうかなんてわかりませんし、先方が判断するのに1カ月要求しているわけですから先方も予算を出すかどうかわかりません。誰がどう考えてもこの不安に対する答えは出ません。

こういった不安に対しては放っておくのが一番です。過去に完璧を求められ苦しんだACの人や、思考が白黒に二値化されてしまう傾向のあるADHDの人、あるいはADHD様の人は放っておくことがものすごく苦手かと思いますが、放っておくしかないものは放っておくのです。果報は寝て待てともいいますよね。寝ないで果報を待って脳が疲れてしまったら、それは脳の無駄遣いです。

②努力すれば解決可能と思われること

例:上司はいつも私に対して「お前はダメだ、使えない」人格否定をしてくる。もう上司に会いたくない、困った・・・。

この例では相手を変えず、自分が変わることで解決することがあります。相手を変える、すなわち人の人格を操作することなどできません。自分が変われば解決可能かもしれません。ただし、「自分が変わる」の方向を間違ってはいけません。上司が否定してくる内容(仕事が遅いとか、お前の吃った話し方がむかつくとか)を修正するのではなく、人格否定に対して鈍感になるということが「自分が変わる」の本当の意味です。(ここは本当に間違ってほしくありません。非常に重要なポイントです。)

上記の様に、浮かんできた解決策やその考え事に対する思いをノートにたくさん書き出してみます。色々な角度から考えてみましょう。先ほどは「自分が上司の攻撃に対して鈍感になる」という解決策を提示しましたが「上司の上司に相談して配置を変えてもらう」という解決策も正解の一つでしょう。ちなみに私は後者の解決策をとっており、復職後は配置転換される予定です。

ただし、考えるのに疲れたら、その時の日付と時刻を書いて、いったん考えるのを止めます。そして、また気になったらノートを開いて続きを考えましょう。

一回で答えを出そうとしないことです。考え事をすると脳が疲れてきます。疲れた脳は誤った答え(自分が一番気持ちのいい選択でないもの)を出すことがあります。考え事は脳が元気な間にやるべきなのです。

③考えても仕方のないこと

例:自分は一番仕事のできない人間じゃないのか

こんなことを考えても仕方ないです。そもそも「仕事のできる」の定義が曖昧で人によって変わります。(諸行無常の考え方を思い出してください。)同じ人でもある人からは高く評価されるかもしれないけれど、ある人からは最悪の評価をもらうかもしれません。でも、それでいいんです。全員が「コイツはダメだ」と思うような人間はいません。自分がそうだと思っているのなら、それは脳の疲れから出てくる症状の一つである白黒思考が発症しています。

こういった考えは何の進展もないまま同じところをグルグルと回りがちです。ですので、考えないが一番の正解になります。忘れてしまうのがよいのです。

どうやって忘れるかと言いますとこれは自分の好きなことを楽しむことが一番です。つまり趣味を楽しむことです。趣味を楽しめないまで疲れ切っていたら、とりあえずしっかりと睡眠をとることです。趣味に没頭して不安も忘れきってしまうのが良いでしょう。「なんとかなるかな」と思えるようになればいいですね。

不安に対する正解を求める

さて、3つにカテゴリー分けしてみたのですが、結局、正解が求められそうなものは2番目だけでしたね。色々不安がありますが、努力すれば解決可能と思われることに関してのみ考えて、それ以外は考えないようにしましょう。こうすることで脳が疲れにくくなります。

そして、カテゴリー2番に対しても絶対的な正解はありません。なぜなら、最初に申したこと

・不安はゼロにできない

・不安に対する正解というものは常に変わっていく

ということがあるからです。それなら、自分に一番負担のない「自分にとって一番気持ちのいい選択」をしましょう。そこに世間体とか親の言うこととかを気にしてはいけません。

自分にとって一番気持ちのいい選択というのは疲れていない元気な状態の脳が教えてくれます。私は現にしっかり休養を取った後、上司の上司(部長)に当時の課長との問題を相談しました。
その結果、復職後には配置転換されることになりました。そしてその部長は、はっきりと「問題はあなたではなく課長にある。ゆっくり休んでおいで。待ってるよ」と言ってくれました。
また、過去にも「自分にとって一番気持ちのいい選択」をしたことで、人生に充実感を得た経験があります。
そして、その逆の道をたどって苦しんだ経験もあります。

ここまで色々と申し上げましたが、本質は「脳を疲れさせないこと」です。脳が疲れると自然とマイナス思考や白黒思考など自分を傷つける思考が優先してきます。ですので、脳を疲れさせないために不安に対するエネルギー消費を最小にするために不安を整理しましょうということがこの記事の目的でした。

不安になっている自分を認めてあげる

3つにカテゴリー分けした不安のうち、どうしようもない不安は2つだけ、残った1つも完全なる正解はない。ならば不安感を感じないほうが脳に対する燃費もいい。

それでも不安になってしまうのです。不安に関する本質「不安はゼロにできない」があるからです。それが人間というものだからです。不安がパッと頭の中によぎったら、「確かに自分は不安感を感じているね」「人間だから仕方ないね」と不安感を感じている自分を認めてあげましょう。その上で上記に申し上げたカテゴリー分けなどの作業をすればよいのです。まずは不安を感じている自分を肯定してあげること。これが大切です。

まとめ

この記事は参考になりましたでしょうか?結局答えはあなたが決めるという結論になってしまいましたので、腑に落ちない方もいらっしゃるかと思いますが、あなたの不安に対して私が正解を導くことはできません。むしろしないほうがいいでしょう。私はあなたの人生、行動に責任を持てませんし、あなた自身が決めたほうが後味が良いと思いますから。ただし、自分を認めるという自己肯定感としっかり休んだうえで保たれる脳の健康があった上で不安の対処をしてください。この二つはとっても大切です。

-心の問題

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

親父とおふくろに贈る通知表

目次1 真面目な私を作ってくれたおふくろに感謝2 私の意志を尊重してくれるようになった親父に感謝3 おふくろは私に強い「べき思考」を植え付けてしまった4 男の子でも泣くことを認めてほしかった5 誰のお …

心療内科ってどんなところ?(しままるの体験談)

目次1 心療内科で聞かれたこと2 病気の原因3 治療の方針3.1 薬物療法3.2 認知行動療法3.3 環境整理4 心の病気が和らいだ瞬間5 まとめ 心療内科に通った私の体験談 私は精神を病みやすい性質 …

無知は人を傷つける

目次1 本当のアスペルガー症候群を知らずに易々と「アスペ」という言葉を使うな2 中身のない「放射能」という言葉に踊らされる人々 無知や知ったかぶりが他人を傷つける 私が最近よく思うことは「無知は人を傷 …

自分って発達障害!?

目次1 しままるの例2 しままるは発達障害か?3 生きづらさ原因は何か?4 どうすればよいか?5 まとめ 主治医に「自分は発達障害ですか」と聞いてみた 人と接していて、うまく自分の気持ちが伝えられなか …

世界一受けたい授業「うつ病」 まとめと感想

目次1 番組概要1.1 発症のサイン1.2 症状1.3 回復方法・治療方法1.4 うつ病克服経験談の紹介1.5 うつ病と副交感神経2 私の感想・意見2.1 良かった点・ありがたいと思った点2.2 不足 …