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新幹線の撮り方 かっこよく撮るコツを解説

投稿日:2017年3月11日 更新日:

 今回は新幹線の撮り方について私なりのやり方を紹介します。

 新幹線、かっこいいですよね。子どもの頃、東海地方から九州へ旅行に連れて行ってもらったときに初めて乗ったのですが、あれから虜になってしまいました。大人になった今でも新幹線に乗る度にワクワクします。

下記のやり方で撮った新幹線の写真を以下のページにまとめています。良かったら見に来てください。

また、この写真は新幹線の駅のホームで撮影しています。新幹線のホームには140円で入ることができます。(詳細はこちら↓)

止めて撮るか流して撮るか

ここに私の撮った2枚の写真を示します。

違いは「止めて撮っているか」「流して撮っているか」です。実は止めて撮るのか流して撮るのかでコツが大きく変わります。

※止めて撮る:停車中の新幹線を撮る、発車直後・到着寸前の新幹線を十分なシャッタースピードで撮るという意味です。シャッタースピードについての解説はこちら

止めて撮る場合

構図

写真を撮るときは被写体の形状から構図を考えます。

新幹線の場合、非常に細長い形をしていますから、遠近感を見せてあげたいですね。

これは放射構図っていうんだよ!列車の後ろ端を消失点にしてあげて、消失点から列車がわーっとやってくるイメージだよ!!

撮影モードと絞り値(F)

撮影モードは絞り優先にします。F値は昼間の場合89に、夜間の場合はできる限り低くします。

撮影モードについて


F値について

・昼間の場合

新幹線は細長い被写体ですので、隅から隅までバッチリ写してあげたいという希望からF値を高めにしています。明るさも十分にあるので、それが可能です。また、昼間はヘッドライドが付いていないので、顔だけ写してもパッとしないです。ですので、車体全部を主人公にするという作戦にしています。

・夜間の場合

夜間になるとヘッドライトが点灯してカッコイイ顔つきになります。夜間はここを主人公にするためにF値を低く設定します・・・というのは言い訳で、F値を低くしないと撮影できないという現実があります。一応ISOを上げるというソリューションもあることはあると思いますが、個人的に800以上は受け付けません。
iso感度についてはこちら

三脚があれば車体が止まっていれば夜間にバッチリ車体全体を写すことができますが、JRではホームへの三脚持ち込みは禁止です。ちょうどいい撮影スポットがあれば教えていただければ幸いです。

露出補正

これはN700系を撮るとき限定の考え方ですが、N700の場合は露出を少し下げています。N700系の顔は「エアロ・ダブルウィング構造」をしています。露出が高すぎるとこの構造がよくわからない写真になってしまいます。せっかくのかっこいい顔が台無しですし、設計技術者の英知を無視しているような感じがして私はイマイチな感じがします。基本的に明るいほうが写真の印象は良いですが、それによる弊害もあると思います。

流し撮りの場合

写真には「流し撮り」と呼ばれる技術があります。動いている被写体に合わせてカメラを動かしながら撮影し、背景だけをブラして被写体に躍動感を与える手法です。

以下の2枚が流し撮りの例です。

新幹線が超スピードで走っている、新幹線がまさに実力を出している瞬間を感じていただければ幸いです。

この2枚はご覧の通り、撮影の時間帯が違います。昼と夜とで撮影の作戦が変わってきます。

昼間の場合

駅のホームで撮影する場合、動いている新幹線を見かける機会というのは

・通過するとき

・発車直後または到着寸前

です。昼間の場合は通過の新幹線を狙います。具体的手順は

①シャッタースピード優先モードにする

②連続撮影モード(高速)にしておく

③ピントの位置を新幹線の進行方向に合わせて変更する

(進行方向が向かって右側ならピントは右端に、左端ならピントは左端にピントの位置を決めます)

④線路に置きピンをしておき、画角も調整しておく

⑤シャッタースピードを1/1001/200程度に設定する

⑥走行音が聞こえたら構えて、鼻先があらかじめ置いたピントの位置に来たらシャッターを押しながら常にピントの位置が鼻先と合うようにカメラを振る

10枚以上も連続撮影して、1枚納得のいくものができるかどうかの世界です。

色々と試行錯誤してみてください。

夜間の場合

夜間は発車直後または到着寸前を狙います。

通過新幹線を追いかけるのはまず無理です。

速度の遅い列車でも、周囲の照明のお陰でそれなりの臨場感が出ます。

基本的に手順は昼間の場合と同じですが、シャッタースピードは1/101/20に設定します。

被写体の移動が遅いのでシャッタースピードが遅くても追従できるんですね。

ただし、シャッタースピードが遅いと縦方向の揺れの影響が出るので注意してください。

成功の可能性は昼間の場合と比べてこちらのほうが高いです。

ちなみに昼間に発車直後を狙うことも可能ですが、周囲が明るい状態でシャッタースピードを無理矢理遅くするので白飛びする(露出オーバーになる)危険性があります。

周囲の明るさを見て発車直後を狙うか通過を狙うか決めてください。

まとめ

止めて撮る場合

・放射構図を意識

・絞り優先にして昼間のF値は高めに、夜間は低めに

N700系の構造がばっちり写るように少し暗めに

流し撮りをする場合

 

シャッタースピード

 

通過列車を撮るとき:1/100~1/200,発車直後・到着寸前を撮るとき:1/10~1/20

 

昼間に撮るとき

 

通過列車を狙う。連続撮影にすること置きピンをすること(位置にも注意)を注意し、万全の体制で列車を待ち構える。発車直後の列車を狙うこともできないことはないが、白飛びの危険がある。

 

夜間に撮るとき

 

発車直後・到着寸前の列車を狙う。連続撮影にすること置きピンをすること(位置にも注意)を注意し、万全の体制で列車を待ち構える。縦方向の揺れに気を付ける。

今回は以上になります。カッコイイ新幹線を納得いくまでかっこよく写せるといいですね。

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