耳コピできない人が音階を採る方法~WaveToneの使い方~

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耳コピができなくても大丈夫!WaveToneを使ってメロディの音階を調べよう

ゲームの音楽、パレードの音楽、街中で流れる音楽・・・・あのメロディが好きだけれども、音譜がわからない・・・だから自分で演奏できない。

こういったときに、フリーのソフトウェア「WaveTone」が便利です。WaveToneは採譜支援ソフトであり、音楽ファイルを読み込んで解析の上、音階(=周波数)ごとの音量(=ゲイン)を色で示してくれます。このソフトを使うことにより、自分の好きなメロディの音階を調べることができます。

今回はWaveToneの使い方と、それを使用して得た音階を使って演奏するところまで解説したいと思います。

課題

以下のメロディ

の音階を調べ、演奏せよ。

楽曲出典:「kawaiiフェスティバル」
サンリオピューロランド内、ミラクルギフトパレード

回答

音階は
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ レ# ファ
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ#

である。
演奏の様子は以下の通り。

耳コピ支援ソフトWaveTone

ディープル
シママ、僕、kawaiiフェスティバルの「イチゴイチゴ、イチゴ」の手前のメロディが好きなんだ。
シママ
これのこと?
ディープル
うん。それ!
シママ
そこ、かわいいよね~!ワタシも好き!
ディープル
ここの部分を自分で演奏してみたいんだ。
前、audacityの使い方教えてくれたよね。
シママ
うん。
ディープル
音楽ファイル取り込んで、波形がわかるんだったら、周波数とゲインがわかってるってことでしょ?
だったら、音楽ファイル取り込んで音階を調べられるソフトがあってもおかしくないかな。って。
前、ストークが
ディープル
音ってのはな、周波数とゲインでできとるけん、その2つさえ分かれば理論上どんな音でもだせるはずたい
ディープル
って言ってたから・・・。
シママ
なるほどねぇ・・・あるかもね。
ちょっと調べてみるね。

・・・・

シママ
あった。これなんかどう?

Ackie Sound様

シママ
耳コピ支援ソフトだって。ワタシたちがやりたいことって耳コピなのよね。
ディープル
耳コピって?
シママ
メロディ聴いて、そのメロディの音階を調べる作業のこと。
絶対音感を持った人か、ものすごく練習した人にしかできない高度な技能よ。
ディープル
それをコンピュータがやってくれるってこと?
シママ
そういうこと。でもあまりにも雑音(=ノイズ)が多かったり、コードが多いと解析するのは難しいと思う。とりあえず、やってみましょ。
ディープル
うん。

WaveToneのダウンロード・インストール

以下のサイトにアクセスして、WaveToneのところをクリックします。
Ackie Sound様

WaveToneのページにアクセスしたら下へスクロールし

ダウンロードボタンを押してzipファイルを取得します。

zipを解凍してWaveToneを実行します。

音楽ファイルの取り込みと解析

シママ
このソフトに音楽ファイルを取り込ませる前に、演奏したい部分だけaudacityで切り取った方が
いいかもね。
ディープル
そうだね。音楽ファイル重いし・・・。
シママ
あと、音階を調べたいところ以外の部分があまりにも長すぎると、どこを調べているのかよくわかんなくなっちゃうから・・・・audacityもそんな感じでしょ?
ディープル
確かに・・・。

解析したい部分以外はaudacityを使って切り取ってください。

WaveToneの初期画面は以下の通りです。

ここに解析したい音楽ファイルをドラッグ&ドロップします。

解析が行われ、以下のような黒、青、赤色でできた模様が見えるようになります。

赤色で示された部分でこの音階における音が大きいことがわかります。
(上図ではD#6、すなわち、レ#の音が大きいことがわかります。数字はオクターブを表します。)

ディープル
この赤色を追っていけば、音階がわかるってこと?
シママ
うん、ワタシもそう思う。このソフト、MIDI化できるみたいだから、MIDIにしてみましょ。

MIDI化

取り込んだ音楽ファイルをMIDIにして、音階をわかりやすくします。
まず、テンポの解析と調整を行います。

解析を行うと「この曲のBPMは140である」と教えてくれます。

これに従い、BPMを140に設定します。

自動採譜をクリックします。

とりあえず、初期設定のままOKを押します。後から感度を調整します。

シママ
これでWAVEの音量をゼロにしてMIDIの音量を入れたら、MIDIが再生されるはず。

・感度20

ディープル
あれ?
シママ
感度が低いのかもしれないね。感度をあげてみましょ。

・感度40

ディープル
あ、少し音が出たね。
シママ
やっぱり感度が低かったんだね。少しずつ、メロディが演奏されるまで感度を上げていきましょ。

・感度60

ディープル
もうちょっとかな・・・。
シママ
そうね。次は70にしてみましょ。

・感度70

ディープル
あ、わりとイメージどおりかも!
シママ
よしっ。これで曲の位置を示すバーと赤色の位置とMIDIの音から音階を見つけよう!

音階を調べる

WaveToneの画面上でピアノを叩きながら、音階を調べます。例えば

この動画開始5秒で出る、タン タンの音は縦のバーの位置と横のバーの高さからA#6(ラ#)と推定します。その次に出る少し低い音はD#6(レ#)と推定します。
そのあと、鍵盤でラ# ラ# レ#を弾いてみて違和感なければ成功です。

あとはこれと同じ要領で音階を取得すると

ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ レ# ファ
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ#

であることがわかります。

演奏(MidiKeyB)

ディープル
音階がわかったらあとは演奏すればいいね。
ディープル
でもどうやって演奏すればいいんだろう?
シママ
そのままWaveToneの鍵盤を押して演奏してもいいし、ピアノの音を出すフリーソフトならたくさんあるよ。今回はMidiKeyBを使ってみよう。

MidiKeyB
パソコンのキーボードがそのまま鍵盤になるソフトです。

ディープル
なかなか難しいね・・・。
シママ
そうね・・・ワタシ、最後に演奏した楽器と言えばリコーダーくらいだから・・・。
ディープル
僕も・・・。

・・・・・

ディープル
なんとかできたよ~・・・
シママ
おお~っ!
ディープル
大変だったけど、自分が好きなメロディ演奏できるっていいね!
シママ
そうね!ワタシもこれ使って色々やってみようかしら。

まとめ

今回は耳コピできない人がある特定のメロディの音階を調べ、演奏できるようにするにはどうすればいいか?というテーマのもと、「WaveTone」と呼ばれる耳コピ支援ソフトを紹介し、
実際に音階を解析、演奏しました。

おまけ

MidiKeyBのオカリナの音があまりにもスーパーの「あの曲」っぽかったんで、今回紹介した方法で演奏してみました。「あの曲」は呼び込み君という機械から出されているそうです。

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