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「LinuxとはOSの一種」と言われてピンと来ない人へ
ここでは、初心者向けLinux入門の一環として、OSについて説明したいと思います。
他の項目を参照したい方は↓こちら↓
なぁ、シママ。パソコン詳しい奴って、OSとかLinuxとか、なんとかかんとか、よく横文字使うヤツが多いけん、そもそもOSってなんや?全くの素人には、そこから説明してくれないと困るたい。
そうねぇ・・・
初心者向けLinux入門:Linux初心者がまず何をすべきかをフローチャートにまとめています。スマホで閲覧している方は→(初心者向けLinux入門)
※情報は2017年5月現在のモノです。
OSとは?
OSとはOperating Systemの事をいいます。Operationとは運転、操作を意味します。Systemはシステムです。全体を統一する仕組み、といったところでしょうか。
OSとはコンピュータ操作を統一する仕組みといった表現ができそうだね!
ソフトとハード
でも、英語を日本語にしただけじゃよく分からん。「コンピュータ操作を統一する仕組み」ってなんなん?
コンピュータ操作を統一する仕組みと言ってもイマイチピンと来ないかもしれません。コンピュータというものはソフトとハードの連携で動いています。ソフトと言うのは、コンピュータのわかる言語、プログラミング言語(厳密に言えばコンパイルと言う操作が入ります)で書かれた、コンピュータを動かす「仕組み」のこと、ハードと言うのはHDDやSSD、メモリー、CPUなどパソコンの部品のことを言います。
コンピュータを陸上選手に喩えて考えてみよう!ハードは臓器、ソフトは速く走るコツと言ったところだね。ハードが壊れるとコンピュータが壊れるように、臓器が壊れると人は病気になって走れなくなるよね。
あと、人が「長く走るコツ」をつかむと長距離選手になる。コンピュータ的に言えば、陸上選手に「長く走るコツ」というソフトをインストールすると長距離走れる陸上選手になるわけだね。
ほう~
OSとは?再び
ここでOSの話に戻りますが、OSは操作を統一する仕組みと言いました。OSを人に喩えるならば脳機能と言えるでしょう。例えば、コップの中のジュースを飲むという動作は
① コップの存在を認識する(目)
② コップを持つ(手、腕の筋肉)
③ ジュースを飲む(舌、喉)
と言った動作に分けられます。()内は使用している臓器です。これらの操作は全て脳の指示によって動いています。目や手腕、喉といった臓器が脳の指示で動いて、①~③の動作を遂行するのです。
つまり脳は人間の臓器を使用して人間の体の操作を統一して処理しているのです。
これをコンピュータの用語に置き換えると、「嚥下」ソフトを使って人間がジュースを飲むということになるね。脳機能というOSが目や手腕、筋肉、喉というハードウェアを使用し、「嚥下」ソフトを動かしてジュースを飲むということ。
なるほどな。コンピュータを人間に置き換えて考えると、少しイメージしやすなった気がする。なにせ、自分が普段からやっとること比較しながら考えられるからなぁ。
コンピュータも同様で、CPU、HDD、メモリなどのハードウェアがOSの指示によって動き、各種ソフトウェアを動かし、目的の作業を行います。ちなみに参考書を見ると「OSはハードとソフトの仲立ちをする」と書かれています。
※コンピュータに詳しい方へ
私はOSを「脳機能」、CPUを「脳という臓器」と考えています。
OSとは?まとめ
まとめるとOSはハードウェアとソフトウェアを使ってコンピュータの操作を管理、統合するためのシステムで、コンピュータはOSがないと動きません(BIOSなど詳しいことは抜きにして)。現代における代表的なコンピュータのOSがWindowsとMacです。
LINUXとは?
LINUXはOSの一種
ここで改めてLINUXの説明をします。「LINUXとはOSの一種です。」つまり、
・Windowsを削除して、LINUXをインストールしてコンピュータを使用したり
・同一のコンピュータにWindowsとLINUXをインストールして使用したり
・コンピュータの部品だけ買って、それにLINUXをインストールして使用することができます。
私は全て経験したことがあります(・・と自慢げに語っておりますが、1つ目の経験は失敗談です)。Windowsは有料OSで、普通にコンピュータを購入した場合には購入代金の中にOS代と言うものが入っています。ところがLINUXは無料で手に入るので、OS代を節約することができます。
※同一のコンピュータにWindowsとLINUXをインストールして使用する方法
だからネットでLINUXのことを調べるとしきりにLINUXのことを【無料OS!】と紹介のよ!
LINUXの魅力は無料であることではない・・・と思う
でも、LINUXの魅力って無料ってだけなんか?せやったら、こんなにLinuxを好んで使う人がいっぱい出てくるとは思わんたい・・・
Linuxの魅力は実は無料であることじゃないんだよ!
LINUXの魅力は「プログラミングによる開発がやりやすい」というところです。
Linuxの簡単さ、やりやすさにハマったら、windowsでやろうとしなくなっちゃうよ!
プログラミングの最初の壁は環境構築
私には、私と逆でWindowsでしかプログラミングをしたことがない友人がいます。彼が言うにはプログラミングは環境構築が難しいからやらない人が多いみたいです。
また「python(というプログラミング言語)をWindowsで使えるように頑張って環境構築した。大変だった。」と言っておりますが、LINUXではコマンド一発で環境構築できます。というわけで、LINUXが使えると簡単に色々なプログラミング言語が使えるようになるので、私はLINUXを使うことをオススメしたいのです。
「彼にLINUXの便利さを味わってもらいたい」というのと「彼のようにLINUXの便利さを知らない人が多いということはLINUXに関する記事を書けば役に立つかも」というところが、この記事執筆の動機でした。
まとめ
以上をまとめると
・OSとはコンピュータのハードウェアとソフトウェアの仲立ちをするシステム
・OSがないとコンピュータは動かない
・世の中に流通しているパソコンの一般的なOSはWindowsとMacでこれらは有料
・LINUXという無料のOSがある
・LINUXはプログラミング言語を使うのに(Windowsと比べて)便利なOS
こんな感じです。
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