資料請求番号:SH61
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シミュレーションゲームを利用して運転感覚を学ぶことができる時代になった
自動車の運転、というのは誰にでもできるように見えて一部の人には非常に難しい技能なのではないかと思います。私もその一部の人、技能講習を6時間延長しました。
自動車の運転に対して苦手意識を持ってしまった私は免許を持って以来、ほとんどハンドルを握る機会がなく、そのままゴールド免許になってしまいました。生粋のペーパードライバーなのです。
自動車を持つことそのものにお金がかかるというのと、自動車の運転に失敗は許されないというところがペーパードライバー克服の障壁なのではないか、と思っています。
しかし、近年発展が目覚ましい「Virtual Reality」、すなわちVRの技術を応用すればいくらでも、好きなだけ自動車の運転練習ができるのではないかと思い始めました。
運転シミュレーターを活用して運転技能感覚を取り戻すどころか、免許取得時よりも高い技能を手に入れることができるのではないか、と考えているのです。
本資料では、運転シミュレーターを問題なくプレイできている現在の私の設備(パソコン、ハンドルコントローラーのスペック・型番など)と
運転シミュレーターのリアルさ(運転シミュレーターで運転練習は可能か?)、ついて解説していきたいと思います。
現在の設備
概要
現在の私の運転シミュレーター使用のための設備は以下の通りです。
・パソコン
CPU:Corei5-6500
メモリ:DDR4 2400MHz 16GB
ビデオカード:GeForce 1050Ti
ストレージ:SSD240GB
自作PCで現在の構成を組むのに要した金額は約7万円です。
上記の構成を満たすスペックであれば、店頭で購入したパソコンでも大丈夫だと思います。
・ハンドルコントローラー(略してハンコン)
Logicool ロジクール LPRC-15000 ドライビングフォース G29 約4万円~5万円
・ゲームソフト
City Car Driving 約2,800円
Euro Truck Simulator2(略してETS2) 約2,280円
(日本のマップで遊べるようにするための追加料金5,640円)
Assetto Corsa 約1,700円
・モニター
LG 21.5インチ 22EN43V-B 1枚 約13000円
※普通のデスクトップパソコン用モニター(VRゴーグルなし)
詳細
パソコン
パソコンについては、「現在の私の所有するパソコンとハンコンとソフト」で
「City Car Driving」と「Assetto Corsa」は満足にプレイできています。
ETS2はたまに遅延が発生したりfpsが足りずリアル感が失われることがあります。
この場合、よりスペックの高いビデオカードであるGTX1070(7万円程度)などが必要になってくると思われます。
しかし、15,000円程度で買える1050Tiで「City Car Driving」と「Assetto Corsa」が満足にプレイできることは驚きでした。
運転練習であれば、そんなに高いビデオカードは必要ないのかな、と思います。
モニターは1枚でもプレイはできますが、旧型の小さなモニターはおススメできません。視界は広いほど良いです。
ハンドルコントローラー(ハンコン)
ハンドルコントローラーは以下のサイトを参考にして購入しました。
わんらぶのゲーマー魂!!様 【最新】レースゲームマニアがおすすめする7つのハンドルコントローラー!(PS4・PC対応)
Amazon 「Logicool ロジクール LPRC-15000 ドライビングフォース G29」
G29は「コンセント一つ」と「パソコンのUSBポート一つ」があれば使用することができます。
私がこの製品を選択した要因として「Logicoolであること」が一番大きいです。Logicool製品は
「とりあえず、つなげば動く」という安心感があります。仮に動かなかったとしてもドライバのサポートが充実しており、製品名でググれば大抵動かすのに必要なソフトウェアが提示される。という安心感があります。
実際に、このG29は開封したとき、接続方法の概略図が付属していて、その概略図通りに接続したらしっかりと認識することができました。
注)配線図通りに繋げ、USBを挿した瞬間、ハンドルが自動で動き出します(キャリブレーション)。これは図通りに配線してUSBを挿した瞬間にハンドルコントローラーがパソコンを認識している証拠です。
従ってハンドルが回転しても良い状態を整えてからUSBを挿します。
ゲームソフト
私の所有するゲームソフトは
City Car Driving
Euro Truck Simulator2(略してETS2)
Assetto Corsa
ですが、上から順に教習向けであり、AssettoCorsaは完全にレースゲーム向けです。
中でもCity Car Drivingは本当に教習目的に作られたソフトであり、ゲームの説明文でも以下のように言及しています。
City Car Driving は、現実感の強い自動車運転シミュレーターです。ゲームをしながら、実際交通に似たような環境に入って、様々な道路条件の中で自動車運転の基本的なスキルが身に付けられます。
出典:Steam 「City Car Driving」
例えばS字の練習とか、
駐車の練習もできます。
免許を持っている人にとっては、まさに「見たことのある風景」だと思います。
実際にハンドルコントローラーを使って操作すると「また自動車教習所に来た」ような気分になります。
ここで教官に怒られたことを思い出してへこんだり・・・と、そのくらいリアルです。
ETS2は、トラックの運転シミュレーターなのですが、トラックの積み荷のない状態で運転すると、普通車の運転練習になるのでは、と思っています。
~MODについて~
また、ユーザーが改造ファイルを作ってアップして、それをダウンロードして使用して・・・という一種のユーザーコミュニティが出来上がっています。
ETS2では、ユーザーの改造ファイルを使用すると日本のマップで運転できるようになります。このような改造ファイルの事を「MOD」と呼びます。Modifyの略です。
ETS2には普通車を運転できるMODがあるらしいのですが、まだ実装したことがありません。
Assetto Corsaは完全にレースゲームです。こちらに首都高のマップのMODを導入すると首都高を爆走することができます。これはこれで楽しいです。
運転シミュレーターのリアルさ
運転シミュレーターで運転技能練習などできるのか?
運転シミュレーターで運転技能練習などできるのか?という疑問に対して、現在の私の回答は
「実際の技能教習の完全再現まではできないが、ペーパードライバーが自動車に乗るにあたっての不安感を拭い去ることは可能」
という感じになります。
運転シミュレーターは「失敗が許される」というところに大きなメリットがあります。
何度も何度も失敗して時には駐車時に隣の車にぶつけたり、峠道で事故に遭ったりして、
どんな判断と挙動がいけなかったのかを考えて、実行して、少しずつ事故の数が減ってくというプロセスを経て、
最終的には「ゲームの最初から最後まで事故なくヒヤリもなく進めることが連続3回以上できるようになった」とき、現実の自動車に乗るにあたっての不安感が拭い去られると思います。
運転シミュレーターはリアルか?
とてもリアルです。ゲームをしていて運転教習時に感じた
・自動車操作の難しさ(車両感覚のつかみづらさ)
・速度超過しているときの恐怖感
を思い出しました。
また、現在モニター1枚でプレイしているのですが、モニター1枚では右左の確認ができません。
このとき、ハンドルコントローラーのボタンを使って左右確認を行うわけですが、この時ついつい現実世界で左右を見てしまいその時に「あ、これはゲームだった」と気づかされるくらいリアルです。
Euro Truck Simulator2の実況者さんも
「現実と混乱するくらいリアル」と評しています。
出典:kurotsurubami83 さん 「Euro Truck Simulator 2 (Project Japan) // 実況 #1: あまりにも日本すぎるMod」
これで練習を重ね、ゲームが上手くなれば、現実世界でもある程度の運転技能の上達が見込めるのではないでしょうか?
スポンサーリンクまとめ
今回は、ペーパードライバー克服の手段の一つとして、運転シミュレーターの活用という観点で資料を作成しました。
まずは、運転シミュレーターを問題なく稼働させ、違和感なく練習を進めることができている私の設備(パソコン、ハンドルコントローラー、ゲームソフト)の説明を行いました。
次に、運転シミュレーターで運転技能練習などできるのか?について、私の考えをまとめました。
結論として、「実際の技能教習の完全再現まではできないが、ペーパードライバーが自動車に乗るにあたっての不安感を拭い去ることは可能」と考えております。
本日でプレイ開始から5日目なのですが、また1~2か月経ったときに新しい資料やこの資料のリライトを通して、
「運転シミュレーターを活用したペーパードライバーの運転技能練習」について考察していきたいと思います。
6月5日追記:
パソコンへのハンドルコントローラーの接続・導入方法および各ゲームソフトの導入方法と設定方法についてまとめました。
以下の資料通りに道具を揃えて必要なソフトをインストールすれば運転練習(もちろんレースゲームも)を行うことができるように記述しました。
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