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スポンサーリンクubuntuをインストールしたらすぐにやっておくべきこと
ここでは、初心者向けLinux入門の一環として、ubuntu インストール後すぐに行うべき作業について説明したいと思います。
他の項目を参照したい方は↓こちら↓
※Ubuntuのバージョンは16.04-LTSです。
homeディレクトリ内ファイルの英語化
Ubuntuを日本語でインストールしたら、これらの(homeディレクトリ内)ファイル名も日本語になります。これでは不便なので(なぜ不便かはコンソールでコマンドを使うようになると分かります。)これらファイルを英語化します。
「Ctrl+Alt+T」を押すと、コンソールが立ち上がります。
ここに「LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update」とコマンドを打ってEnterを押すと以下の画面が立ち上がりますので「Update Names」をクリックします。
これで、homeディレクトリ内が英語化されます。
ホストOSとゲストOSの調和を保つ
ホストOSの解像度に合わせてゲストOSの解像度を設定したり、ホストOSとゲストOSとの間で共有フォルダを作ったりすることができます。
Guest Addmitionsの設定
これはubuntuをインストールした直後の画面になります。Virtual Boxウインドウとubuntuのウインドウが一致していませんね。(解像度が一致していません)そのおかげで横にはせまいし、わざわざスクロールしながら画面を見なければいけません。
そこで、Guest Additionsをインストールします。画面左上の「デバイス」タブから「Guest Additions CDイメージの挿入」をクリックします。
実行するをクリックします
パスワードを入れてください
コンソール(端末)上で色々な処理がされます。
「Press Return to close this window」が表示されたらEnterキーを押してください。
再起動します。再起動すると以下の様に、ゲストOSの解像度がホストOSの解像度と一致し、使い易くなると思います。
ホストOSとゲストOSのファイル共有
ホストOSとゲストOSが共通して使えるディレクトリを設定できます。
「デバイス→共有フォルダ→共有フォルダ設定」を選択します。
フォルダのパスの右にある下矢印ボタンをクリックしてホストOS側で共有したいフォルダを選択します。
選択できたら、ファイルのパスにホストOS側のパスが表示されます。「自動マウント」「永続化する」にチェックを入れてOKボタンを押します。
これでホストOSのどこを使うのかは指定できました。
次に「Ctrl+Alt+T」を押してコンソールを立ち上げ、以下のコマンドを打ちます。
sudo gpasswd -a ユーザー名 vboxsf
その後、再起動します。
再起動後、ubuntu画面の引き出しみたいなやつをクリックします。
そして、コンピュータを選択します。
その中から「media」を選ぶと「sf_”windowsで共有するファイル名”」があります。
実際に、ホストOS側に「こんにちはうぶんつ」というテキストファイルを入れてみました。
そうすると、ゲストOS側でも「こんにちはうぶんつ」というテキストファイルを利用できるようになります。
まとめ
お疲れ様でした。今回行った作業はubuntuをインストールしたらすぐに行うべき作業でした。
・homeディレクトリ内のディレクトリを英語化する
・Guest Additionを導入して解像度を合わせる
・ホストOSとゲストOSとの共有ファイルを作る
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