大久野島(ウサギ島)のウォーキング&ハイキングコース紹介

資料請求番号:PH55 PH86

ウサギ島を満喫するためのウォーキングコースを地図付きで紹介

広島県竹原市(中部)にある大久野島は「ウサギ島」として有名ですが、ウォーキング&ハイキングコースとしても非常に魅力的な島です。
この島は、周囲4.3km, 標高108mの小さな島であり、島のほぼ全てを歩いて回ることができます。
108mの高さに達するまで、勾配が急な山道もあれば、緩やかで舗装された道路も用意されており、
ハイキングコースとして楽しむこともウォーキングコースとして楽しむこともできます。

ハイキングコースの風景

ウォーキングコースの風景

そして、その道中には「瀬戸内海に浮かぶ島」としての一面も見せてくれます。

本記事では、大久野島の地図を使用して
・登るのに体力を要する登山感覚のハイキングコース と
・瀬戸内海の島の雰囲気を楽しみながら軽い運動感覚で登れるウォーキングコース を
紹介します。

注)ハイキングコース、ウォーキングコースという名前は島内の山登りの大変さに応じて、著者が勝手につけた道の名前です。島内では特に道の名前はついていません。
地図上ではハイキングコースは赤色、ウォーキングコースは黄色で表示しています。

大久野島 アクセス

アクセス情報(自家用車および公共交通機関)は本Webページ内の別資料に掲載しております。

ここでは、大久野島に上陸してからのウォーキング&ハイキングコースを紹介します。

大久野島 主な観光地

大久野島には2つの船着き場(桟橋)があります。ほとんどの船は第二桟橋に到着しますが、一部の便(7:40, 8:40, 17:50, 18:40忠海発)は第一桟橋に到着します。本資料では、第二桟橋をスタート地点として案内します。

大久野島の主な観光スポットは以下の通りになります。ビジターセンターや休暇村は日帰りだとしても立ち寄ることをオススメします。

第二桟橋に到着し、キャンプ場&休暇村方面を向いた写真がこちらです。ビジターセンターや休暇村は左側にありますので、桟橋に到着したらとりあえず左に曲がって歩いてみましょう。

大久野島 区域分け

今回紹介するコースは赤色で示したハイキングコースと黄色で示したウォーキングコースです。
赤色で示したハイキングコースは島北部から、
黄色で示したウォーキングコースは島南部から展望台へ至るコースになります。
灰色で示したコースは島の外周であり、ここは自転車で通行することができます。

また、大久野島のウォーキング&ハイキングコースを写真を使って詳細に紹介するために、以下のように4つの区域に分けて案内します。

大久野島 ウォーキング&ハイキングコースモデルコース

第2桟橋外周(灰色)ハイキングコース(赤色、登り)展望台ウォーキングコース(黄色、下り)外周(灰色)ビジターセンター・休暇村

第2桟橋外周(灰色)ウォーキングコース(黄色、登り)展望台ハイキングコース(赤色、下り)外周(灰色)第2桟橋

外周(灰色の線)を1周するだけでも楽しめます。このコースはレンタサイクルで通行できます。

大久野島 エリア別案内

Ⅰエリア

第一エリア(Ⅰエリア)は
第二桟橋と一部のウォーキングコースを含むエリアです。


外周

矢印A 第2桟橋(MAP)
島に着いて左手を見ると、このような景色になります。ここを左に曲がって灰色のコース(外周)に入ります。

矢印B(MAP)

矢印C(MAP)
反対側(右側)を見るとこんな景色になります。こちらに進むと島をほとんど一周してからとビジターセンターや休暇村に辿りつくことになるので、理由のない限りは矢印Bの方面へ進むことをオススメします。

キャンプ場(MAP)
第二桟橋に到着して左に曲がってしばらく歩くとキャンプ場があります。

キャンプ場を過ぎて道なりに進むと第2エリアの外周に入ります。

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ウォーキングコース

矢印P(MAP)
キャンプ場を過ぎて右側を見ると、展望台に向かう山道が見えます。一見通行止めのように見えますが、「自転車通行止め」ですので、ウォーキングならば通ることができます。ここから黄色で示した道(ウォーキングコース)の開始です。

矢印O(MAP)
ウォーキングコース登りの場合は左、下りの場合は右を見ると、キャンプ場のような雰囲気の空間が見えます。

矢印N(MAP)
案内表示があります。案内に従って展望台に向かっても良いですが、発電所跡に向かうことも可能です。

矢印M(MAP)
登りの場合、写真左側から来ることになります。下りの場合、写真側に向かいます。案内表示があり、写真左側は行き止まりであることを示しています。

矢印M地点よりも北(登り)に進むと第4エリアのウォーキングコースに入ります。

Ⅱエリア

第2エリア(Ⅱエリア)

外周



ビジターセンター(MAP)
第二桟橋で上陸して外周に入り、キャンプ場を過ぎると「ビジターセンター」という看板が見えてきます。

毒ガス資料館(MAP)
ビジターセンターの向かいには「毒ガス資料館」があります。この資料館は入館料100円で館内写真撮影は禁止です。

うさ耳オブジェ(MAP)
ビジターセンターを過ぎると「うさ耳オブジェ」と呼ばれるシンボルのようなものが存在します。耳を充てて遊ぶようです。

矢印D(MAP)
休暇村を右手に外周に沿って撮った写真がこちらです。この通りをまっすぐ進むと島北部の外周に出ます。

島北部の外周は第3エリア(Ⅲエリア)の外周でご案内します。

Ⅲエリア

第3エリア(Ⅲエリア)

外周

矢印E(MAP)
休暇村を右手にしばらく歩き続けるとテニスコートが見えてきます。テニスコートの端にもチラホラとウサギがたむろしていますので、よく見てみると面白いと思います。

矢印F(MAP)
島の北部まで来ると、道が右に折れています。左手に進むこともできますが、その道は行き止まりになります。
従って、外周ウォーキングは右に曲がるのが正解です。

突然風景が険しい感じになってきますが、この道で間違いありません。


矢印G(外周とハイキングコースの分岐)(MAP)
外周とハイキングコースの分岐点です。看板の「北部砲台跡」の案内に従って右に曲がるとハイキングコース(地図上赤色の道)に入ります。
そのまま直進すると外周をキープすることになります。

島北部~第二桟橋へ至る外周コースは第4エリアの外周でご案内する予定です。(未完成)

ハイキングコース

矢印I(MAP)
ハイキングコースに入ると、急に道が険しくなります。階段の一段一段が大きく登るのは大変です。
この島の標高はわずか108mではありますが、外周3~4kmの小さな島の中心が108mの高さなのです。そうやって考えると、いかに勾配が大きく、体力を要するコースかわかるかと思います。

夏になってくると、草木が道を阻んでいることもあります。なんだか見ただけで痒くなってきそうです。
しかも虫もよく飛んでおり、かなり不快な気分になります。暑い時期に来るのはおススメできないかもしれません。

しばらく登ると瀬戸内の海を一望することができます。山登りの疲れを少しだけ癒してくれます。

鉄塔(MAP)
険しいハイキングコースを抜けると大きな鉄塔が現れます。

この鉄塔の下にもウサギがいます。


展望台(MAP)
鉄塔を通り過ぎ、しばらく歩くと展望台に到着します。周囲360°このような景色を楽しむことができるので、景色を眺めるのもいいですし、色々な構図の写真を撮って見るのもいいですね。

もう一度来た道を引き換えしてハイキングコースを通り、島北部の外周に出るのも良いですが、ウォーキングコース(黄色の道)を通って島南部に出ることもできます。ウォーキングコースは比較的歩きやすいので、このハイキングコースで疲れてしまった方はこちらから下山するとよいと思います。

第4エリア(Ⅳエリア) ウォーキングコース

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Ⅳエリア

第4エリア(Ⅳエリア)

外周

第4エリアの外周は現在未調査です。再度、大久野島に来た時に更新します。

ウォーキングコース

登りの場合、第1エリア(Ⅰエリア)のウォーキングコースのつづきです。
下りの場合、ここからウォーキングコースがスタートします。

矢印L(MAP)
ウォーキングコースをしばらく歩いていると、休憩用のベンチが見えてきます。標高も高くなってきており、ベンチから瀬戸内海の海を見渡すことができます。

矢印K(MAP)
道のところどころにもウサギが多くいます。ここは車両が来ることがないので、道路の真ん中で堂々とくつろいでいることが多いです。

矢印J(MAP)
展望台が近づいてくると、このようなヘアピンカーブがあります。

矢印Jの位置を過ぎると展望台はもうすぐです。ウォーキングコースのゴールになります。
下りの場合はこのヘアピンがウォーキングコース開始の合図です。

展望台(MAP)

展望台からの風景はこんな感じです。周囲360°このような景色を楽しむことができるので、景色を眺めるのもいいですし、色々な構図の写真を撮って見るのもいいですね。
この後、歩いてきたウォーキングコースを引き返してもいいですし、体力に余裕があれば、地図上の赤い線で示したハイキングコースを通って、島北部に出るのも良いと思います。
ハイキングコースのご案内はこちら

※ここで紹介している展望台はハイキングコースで紹介している展望台と同じです

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まとめ

本資料では大久野島をウォーキング&ハイキングコースとして楽しむための道案内をまとめました。
ウォーキングやハイキングは道に迷うと気分が台無しになってしまうので、少しでも道に迷うことなく島の中を楽しむことができるといいなと思っています。

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