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花の撮り方(可愛く撮る5つのコツを紹介)

投稿日:2017年4月14日 更新日:

花を撮るためのレンズ、構図のコツを紹介

花というのはどこにでも咲いていて、私たちの心を癒してくれます。花の写真を撮ることが楽しいと感じることができれば、いつでもできる趣味を手に入れることができます。
植物は動物とは違い、いくら近づいても逃げないので、色々な距離、角度から撮影することができます。これが植物撮影の楽しさの一つです。

今回の記事では植物の撮影を楽しむ5つのコツを紹介します。

動物撮影のテクニックも紹介しています。(こちら

コツ1:レンズは高倍率、高撮影倍率を使用

高倍率レンズ

 私の愛用しているレンズの型番は「SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」です。この「18-300mm」というのが対応可能な画角になっております。画角は小さいほど広角(広く小さく)で写り、大きいほど望遠(狭く大きく)で写ります。高倍率レンズというのは幅広い範囲の画角を使用できるレンズのことを言います。高倍率レンズの定義はあいまいですが、私の感覚では「望遠画角/広角画角」が10を超えるレンズが高倍率レンズという感覚です。

 なぜ高倍率が良いかというと植物は整然と並んでいても美しいですし、花一輪でも美しいからです。

焦点距離:18mm(APS-C)  シャッタースピード:1/250  絞り値:F8 ISO:100

焦点距離:300mm(APS-C)  シャッタースピード:1/400  絞り値:F5.3 ISO:100

いかがでしょうか?両方とも同じ桜並木なのですが、焦点距離が違うだけでこれだけ「桜の美しさ」の表現方法が変わってくるのです。色々な表現ができたほうが写真も楽しくなりますよね。

高撮影倍率

撮影倍率が高いということを簡単に言うと「大きく写せる」ということです。このパラメータは型番には書いておりませんが、詳細なスペック情報を見ると書いてあります。

例えば(株)シグマのホームページのレンズの中の私が持っているレンズのページ(こちら:外部リンク)

このページのレンズ構成図/仕様のページを見ると

最大撮影倍率「1:3」とあります。これは右側の数字が1に近いほど「大きく写せるレンズ」ということになります。あるいは0.33と書かれている場合もあるかもしれません。この場合は数字が1に近いほど「大きく写せるレンズ」になります。人によっては「大きく写せるレンズ」を「寄れるレンズ」と呼んだりします。こういった寄れるレンズを使うと、小さいもの(花)などを大きく綺麗に写せるようになり、2枚目に掲載した桜のような表現ができるようになります。もし、私のレンズが「1:1」だったら構図を花びらいっぱいにすることができたかもしれません。そう考えるとワクワクしますよね。

※余談

撮影倍率のイメージ

撮影倍率の理論はしっかりとできているのですが、あくまで私のイメージを言いますと、レンズの最大撮影倍率というのは顕微鏡の倍率と同じと考えていただければOKだと思います。40倍の顕微鏡より200倍の顕微鏡のほうが小さなオブジェクトを詳細に見ることができますよね。レンズも同じで0.1倍の最大撮影倍率のレンズよりも1倍のレンズのほうが小さなオブジェクトを大きく写すことができるのです。

コツ2:一匹狼の花になるべく近づく

周囲に花のない一匹狼の花を狙いましょう。周囲にたくさん花があると、他の花が写りこんで主題がわからない写真となってしまいます。そして、その花にピントが合う限り近づきましょう。そして、F値をなるべく下げ、焦点距離は長くとって目的の花だけをキッチリ写して、ほかの花をボカすとその一輪の花が写真の主人公となって、意味のある写真になります。

良い例を紹介します。周囲に花がない花を選び、その花だけにピントがあって、他はボケています。この写真を撮る際、私は焦点距離を長く、F値はなるべく小さく、そしてその桜の花びらに近づいて撮りました。

 こちらが悪い例になります。周囲に花がたくさんある、いわゆる一匹狼じゃない花を選んだので、他の花が写りこんで、主題がよくわからない写真になっています。

 

コツ3:晴れた日に撮影に出かける

当たり前のことを言っているような気がして、ちょっと恥ずかしいのですが、とっても大切なことなのであえて書きます。曇った日と晴れた日とでは写真の見栄えが全然違います。

上の写真は曇り、下の写真は快晴の時に撮ったものです。まるで別の写真であるかのように見栄えが違って見えませんか?写真において(特に植物撮影において)天気は大切なファクターです。

また、このような背が高い植物は風に吹かれてゆらゆら揺れます。この場合、シャッタースピードを速くしなければならないのですが、天気が良いと光が十分に確保できるので、ISOを高くせずに済みます(=画質を高く保てます。)

コツ4:花畑の構図

こちらは人の好き嫌いの問題かもしれません。皆さんは下の2枚の写真でどちらが好きですか?私は下の写真のほうが好きです。

上の写真は花畑があって山があって、それぞれがレイヤー(層)になっていて、バランスがよくて却って面白みがない、また2D的に見えるのですが、

下の写真は3D的に見えます。このほうが写真として自然に見えるのです。私が意識的に消失点を置いたためです。

いずれにしてもこの2枚の写真は同じ位置、同じ設定で撮ったものです。構図を変えることによって、色々な表現ができることを知っておくと楽しくなります。

コツ5:花の高さに合わせて写真を撮る

背の低い花(たんぽぽ)などは、上から写す機会が多いため、構図がマンネリ化しがちです。

ちょっと周囲の目が気になりますが、しゃがんでレンズをタンポポの花の高さと同じ位置まで持ってきて写真を撮ると一味違ったものが撮れます。また、普段見ないアングルから花を観察することになりますから、今まで知らなかった構造を知ることができ、楽しいと思います。

 

まとめ

花(植物)を撮るときは

・晴れた日に撮影に出かけて
・高倍率、高撮影倍率のレンズを使って
・一輪の花を写すときは周囲に花のないもの(一匹狼)を選んで
・花の高さと同じ高さにレンズを置いて
・花畑の構図に消失点を置いて
撮るとかわいくてきれいな花の写真が撮れると思います。花は動物と違って逃げることはありませんから、納得のいくまで粘ってみるといいですね。

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