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スポンサーリンク耳コピができなくても大丈夫!WaveToneを使ってメロディの音階を調べよう
ゲームの音楽、パレードの音楽、街中で流れる音楽・・・・あのメロディが好きだけれども、音譜がわからない・・・だから自分で演奏できない。
こういったときに、フリーのソフトウェア「WaveTone」が便利です。WaveToneは採譜支援ソフトであり、音楽ファイルを読み込んで解析の上、音階(=周波数)ごとの音量(=ゲイン)を色で示してくれます。このソフトを使うことにより、自分の好きなメロディの音階を調べることができます。
今回はWaveToneの使い方と、それを使用して得た音階を使って演奏するところまで解説したいと思います。
課題
以下のメロディ
の音階を調べ、演奏せよ。
楽曲出典:「kawaiiフェスティバル」
サンリオピューロランド内、ミラクルギフトパレード
回答
音階は
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ レ# ファ
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ#
である。
演奏の様子は以下の通り。
耳コピ支援ソフトWaveTone
前、audacityの使い方教えてくれたよね。
だったら、音楽ファイル取り込んで音階を調べられるソフトがあってもおかしくないかな。って。
前、ストークが
ちょっと調べてみるね。
・・・・
絶対音感を持った人か、ものすごく練習した人にしかできない高度な技能よ。
WaveToneのダウンロード・インストール
以下のサイトにアクセスして、WaveToneのところをクリックします。
Ackie Sound様
WaveToneのページにアクセスしたら下へスクロールし
ダウンロードボタンを押してzipファイルを取得します。
zipを解凍してWaveToneを実行します。
音楽ファイルの取り込みと解析
いいかもね。
解析したい部分以外はaudacityを使って切り取ってください。
[blogcard url=”http://shimaphoto03.com/program/audacity/”]
WaveToneの初期画面は以下の通りです。
ここに解析したい音楽ファイルをドラッグ&ドロップします。
解析が行われ、以下のような黒、青、赤色でできた模様が見えるようになります。
赤色で示された部分でこの音階における音が大きいことがわかります。
(上図ではD#6、すなわち、レ#の音が大きいことがわかります。数字はオクターブを表します。)
MIDI化
取り込んだ音楽ファイルをMIDIにして、音階をわかりやすくします。
まず、テンポの解析と調整を行います。
解析を行うと「この曲のBPMは140である」と教えてくれます。
これに従い、BPMを140に設定します。
自動採譜をクリックします。
とりあえず、初期設定のままOKを押します。後から感度を調整します。
・感度20
・感度40
・感度60
・感度70
音階を調べる
WaveToneの画面上でピアノを叩きながら、音階を調べます。例えば
この動画開始5秒で出る、タン タンの音は縦のバーの位置と横のバーの高さからA#6(ラ#)と推定します。その次に出る少し低い音はD#6(レ#)と推定します。
そのあと、鍵盤でラ# ラ# レ#を弾いてみて違和感なければ成功です。
あとはこれと同じ要領で音階を取得すると
は
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ レ# ファ
ラ# ラ# レ# ソ# ソ ファ レ# レ#
であることがわかります。
演奏(MidiKeyB)
MidiKeyB
パソコンのキーボードがそのまま鍵盤になるソフトです。
・・・・・
まとめ
今回は耳コピできない人がある特定のメロディの音階を調べ、演奏できるようにするにはどうすればいいか?というテーマのもと、「WaveTone」と呼ばれる耳コピ支援ソフトを紹介し、
実際に音階を解析、演奏しました。
おまけ
MidiKeyBのオカリナの音があまりにもスーパーの「あの曲」っぽかったんで、今回紹介した方法で演奏してみました。「あの曲」は呼び込み君という機械から出されているそうです。
すごい便利ですねコレ。
耳コピできても使ったほうが絶対に楽
いいソフトの解説ありがとうございます