資料請求番号:DE23
自分の考え方の問題です。
私は私。私のいいところも悪いところもすべて私として、その存在を認めよう。
このように考えられるようになったら、思考の充足が図れていると思います。自分の良いところ探しをして、それを根拠に「私は大丈夫」と思ってみましょう。
人は必ずどこかに良いところを持っています。自分が気づかないだけです。
実際に出会った人を振り返り、その例を挙げてみたいと思います。
1、恋人のいる人
付き合っている人がいて病んでる方です。自分の事が好きだと言ってくれる人がいるのに「自分にいいところなんて一つもない」と仰るのです。自分のいいところに気づいていないのです。恋人がいる時点でもういいところなのに、恋人がいる時点で、自分のことを認めてくれている異性がいるというのに。
その思考って、相手の気持ちを台無しにしていませんか?
2、高学歴の人
また、病んでる方には高学歴の方が多いです。私の知り合いで、うつ病がひどくなって大学を辞めてしまった方がいたのですが、その人が通っていた大学は筑波大学です。
人間が人間らしく生きるために必要な一通りのことを人よりも多く10代の間に勉強した。これだけでもお金に代えられない価値のある経験をしているのに、自分で自分のことが認められないのです。
自分のいいところに気づかないのはもったいないと思います。そこに気づいて自分を褒めてあげましょう。それが出来たら、思考の充足はクリアです。
「時間」「空間」「経済」この3つの充足がなされていることが、幸せな人生に必要であると私は思います。
自分のための時間がしっかりと確保できていて、自分の住みたいところに住み、お金に困らない。
確かに、現代の日本社会において、これら全てを充足している人は非常に少ないと私は感じます。私が関わってきた人の例を挙げると
・大企業に入って十分な給料はもらっているものの、自分の趣味の時間を全く確保できない人
・生活できるギリギリの給料で働く人
・会社の都合で自分の住みたくもない場所に転勤を命じられた人
しかし、これら3つの内、どれかが充足していたら、その喜びを噛み締めてみましょう。充足していない部分に目を向けていたらキリがありませんから。
あなたの周りにいる人は、あなたの自己肯定感を充足してくれる人でしょうか?私はよく「自己肯定感を他人に求めてはいけない」と言いますが、これは人の悪口や妬みがいけないという意味であって、
相手の方から能動的に自己肯定感を与えてくれる人が近くにいるというのは、何よりの自分の支えになります。
僕も、よく僕のことを心から褒めてくれる友達・上司・先輩の近くに居たいな。
人にはいいところも悪いところもあります。その中でいいところを見てくれている人というのは必ずいます。自分の悪いところにばかり目が行ってしまい、いいところを見てくれる人の気持ちを台無しにしてしまっては、もったいないのです。
あなたの周りにもいませんか?先輩後輩友達恋人上司部下・・・大切にしていますか?自分でその人を遠ざけるような行為をしてしまっていませんか?
幸せとは何か?これは極めて難しい命題だ思っていました。
「幸せについて本気出して考えてみた」というド直球な曲名のポルノグラフィティの楽曲があります。そこには
幸せについて本気出して考えてみたら、意外にラクはないんだと気が付いた。僕は幸せに対して失礼だったみたい。もう一度丁寧に感じて、拾って集めてみよう
とあります。私は①~③の結論に至るまで25年かかりました。人生の1/3を既に終えてしまっています。人によっては一生結論を出さないまま人生を終える人がいるかもしれません。それだけ自分なりの幸せを見つけるのは難しいことであり、それを実現することはもっと難しいことだと思っています。
ただし、幸せはその辺に転がっている可能性もあります。ちょっと立ち止まって世の中を見渡すだけで3つの充足を満たしてくれる仕事に出会えるかもしれませんし、今の人間関係を見たときに、ちょっと人に対する考え方を変えるだけで、思わぬ人が自分のパワーパートナーになったり、大切な人になる可能性もあるのです。
「思考の充足」「3つの充足」「人の充足」この3つが満たされたとき、人は幸せに生きることができ、充実した人生を送ることができるようになると思います。これらを充足させることは決してラクなことではないけれども、充足してみる努力をしてみる価値はあると思います。探してみるという行動に出たら、意外にその辺に転がっているかもしれません。