大学入試や定期試験などで、反応式を与えられてそれをもとに速度式を立て、高校生ならΔC/Δtの形で代数方程式にして解き、大学生ならdC/dtの形で微分方程式にして解いて、
各物質の濃度変化などを考察する問題が出てくると思います。
私の経験上、反応式から反応速度式の導出は、できるようになるまで少々時間のかかる、考え方のコツの要る単元だと思いましたので、本ページを書くことにしました。
本ページでは、化学反応の基本を説明し、問題で与えられた反応式から反応速度式と、指定された物質の濃度変化を表す式を導出する方法を説明します。
化学反応のイメージ(gif)
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『A→B→Cで表される反応の反応速度式および各物質濃度の経時変化を求める方程式を示せ。』
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『A+B⇔2Cで表される反応の反応速度式および各物質濃度の経時変化を求める方程式を示せ。』
『3A+2B→C+5Dなる反応がある。この反応は
A+2B→2C+3Dと2A+C→2Dの二つの複合反応からなることが分かっている。
それぞれの反応の反応速度式と5つの物質の濃度の経時変化を表す方程式を立てよ』
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※完成プログラム(2018年5月3日追記)
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