資料請求番号:PH31
新幹線の駅はホームの形によって撮りやすい駅と撮りにくい駅があります。
ここでは、私が撮影に行った
福島駅/大宮駅/小田原駅/熱海駅/三島駅/静岡駅/浜松駅/名古屋駅/岡山駅/福山駅
のホームの形と撮った写真を公開し、
どんなホームの形なら撮りやすいのか?
上の10駅の中で撮りやすい駅はどこか?
を徹底分析しました。
※ここでは「どこが撮影スポットとして適しているのか」を説明しています。
新幹線の撮り方のテクニックについてはこちら
[blogcard url=”http://shimaphoto03.com/photo/shinkansen/”]
新幹線撮影含め、駅で写真撮影をする方法とマナーについてはこちら
[blogcard url=”http://shimaphoto03.com/photo/station/”]
新幹線のホームの形には主に3つのタイプがあるけん!新幹線の駅撮りをしたいなら、撮りに行く前に、ホームがどんな形をしているのかを知っておくとええよ!
ホームとホームの間に線路が2本しかないうえ、そのほかの線路はないので窮屈感のある写真になってしまいます。山間部のような広い土地を確保することが大変そうな駅がこのタイプになります。
このタイプは実質撮影に使える線路は2本しかないのでこちらも窮屈感のある写真になってしまいます。
さらに、このホームタイプは都会の駅に多く、ホームには柵が設置してあることが多いです。
ただし、ホーム端が開放的であることという条件を満たすと撮影に向いたホームになります。
比較的通過が多く、平らな土地にある駅にある形です。
開放感があり、片側のホームから反対側の線路に走ったり止まったりする車体を捉えることができます。また通過の列車を流し撮りするのに適しています。
③のタイプが一番新幹線撮影に向いとるけん!ホームの反対側で発着する列車を撮ったり、昼間明るいうちは、通過の列車も流し撮りで撮ることができるけんね!
ただし、②のタイプでも、こんな風にホームが拓けているとホーム進入前や発車後の列車をよく撮れるけんね!
撮影地:大宮駅(下り方向)
新幹線の撮り方のテクニックに関する記事はコチラ!こちらも合わせて読んでみると、どんな風に撮っているのかわかるのでおもろいかも!
アクセス数12位のそこそこ人気のある記事やけん(笑)!
ホームのタイプ別に駅で撮った新幹線の写真を公開します!
線路2本タイプ
熱海駅は2本しか線路のないプラットホームになります。ちょっと窮屈感のある写真になってしまいます。
熱海こそ、造るのが大変だった駅なんやろな~。広い土地を確保するのが大変やったやろうな~。
昔は三島~熱海までトンネル掘るのが大変やったから、このルートができなくて、
今の御殿場線ルート(沼津~御殿場~松田~国府津)が東海道本線やったの、知っとった?
中間にホームタイプ
三島駅は南口→線路二本→ホーム→線路二本→北口という配置になっているため、こちらも窮屈感が出てしまいます。
また、この日は曇りでした。やはり晴れの方がよい写真が撮れるのは新幹線も例外ではありません。
JR西日本の管轄はいろいろな種類の新幹線が走る(N700系,N700系-JR九州,700系ひかりレールスター,500系)ため、いろいろな種類の列車の写真が撮れます。
う~ん。ここは色々な種類の新幹線が撮れたこと以外、いいことはなかったけん。
撮れる写真も基本窮屈やし・・・。
あ、でも発着メロディーが銀河鉄道999でカッコよか~!!
名古屋駅はホームタイプ②であり、利用客も多いので撮影上不都合な点が多いですが、ホームの端が拓けているのでいい写真が撮れます。具体的にどこのホーム端が拓けた構造をしているのかはこちらでまとめました
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名古屋の場合は、ホームの端が拓けとるから、いい構図が取れて駅から離れた電車を狙うことができたけん、まぁ、満足やな。
大宮駅も名古屋駅同様でホームタイプ②であり、ホームの端(特に下り方向)が拓けているので撮りやすいです。
ただし、ホームが拓けとるんは下り方向(仙台・新潟・金沢方向)で、それを利用して上り方向の電車は(東京行き)基本的に撮れん。
これはマナーの問題やけん。向かってくる列車にレンズ向けるいうことは運転士に向かってレンズを向けることになるけんね。
撮った列車は下り方向の列車。アタシのは最大300mmやけど、もっと望遠使えばもっとええの撮れるかもしれんけんね。
大宮はそれ以外にいいとこあるけんね!ホームがちょっと曲がってる!せやからいい構図がとりやすいけん!
この写真、かがやいとるやろ~?
さらに、JR東日本の新幹線は色々な顔をしているから撮ってて面白いけんね。さらに大宮は上越・北陸・東北新幹線全部通るし停まる。せやから退屈しない。
色々な停まってる新幹線を撮影するのに適しとる。新幹線図鑑作れるけん!
両端にホーム、線路4本タイプ
停車寸前のE2と通過するE6を流し撮りで抑えました。
通過の列車を流し撮りで抑えるのは基本的にホームタイプ③じゃないと難しいんじゃないかな?
①のタイプだと近すぎるし、②のタイプだと障害物が多くていい構図が取れないけんね。
福山駅は開放的で駅撮りに適していると思います。カーブもあるので、工夫次第で色々な構図が取れます。
昼
昼は通過する新幹線を主に狙います。
ビューン!!って通り過ぎちゃうからシャッタチャンスは一瞬!線路に置きピンしておいて、どっしり構えて通過する新幹線の鼻先に合わせて体を左右に動かすんや。腰痛持ちの人は注意やけん!
夜
夜は発車したばかり、あるいは停車寸前の車体を流して撮ることでスピード感を与えます。
夜×500系×ホワイトバランス蛍光灯(4000~4500K)の相性は抜群!また500系撮りたいなぁ~
停車中の新幹線をじっくり撮るのもいいですね。
この写真は露出を落としとるけん。暗闇に光るN700系のダブルウィングがかっこよか~!!
この日は小田原に泊まって昼と夜両方の写真を抑えました。
昼
夜
通過新幹線のヘッドライトがかっこよかね!ヘッドライトの光の散らばり方は、レンズを絞る羽の数で決まるけん。
静岡駅は小田原駅と似た構造をしています。静岡駅で新幹線撮影した記録をこちらに残しているので見てみてください。
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浜松駅には夜に訪れたため、夜の写真のみになります。この駅のホームはカーブがかかっているため、列車の全体像を写すのに適しています。また、カーブがかかっていると新幹線はかっこよく写ります。
新幹線はね~細長~いから、どうしても構図のうち、主人公(新幹線)の写る面積が小さくなっちゃう。線路にカーブがかかっていると、その問題を解決できる構図にできるけん!
今回はホームタイプ別に、私がこれまで訪れたことのある駅の新幹線の写真を掲載しました。10駅行った中で、撮りやすい、いい構図がとれると思った駅とその理由を以下にまとめます。
福山駅・静岡駅:ホームタイプ③(両端にホーム、線路4本タイプ)で、開放的。昼間の通過列車流し撮りや夜間の発着列車流し撮りを行うのに良い形をしている。
浜松駅:ホームタイプ③な上に、ホームが曲がっているため、色々な構図をとることができる。
大宮駅:流し撮りには向かないが停車中の列車をじっくり撮るのに向いている。さらに、ターミナル駅である特性上、色々な新幹線がひっきりなしでやってくるため飽きが来ない。
(特にこの季節、新幹線を待つのは寒くて辛いです。)