アスペルガー症候群 グレーゾーン かと思ったら気を付けたいこと

資料請求番号:DE83

自己や周りの人の特徴を理解して正しい対処法を身につけよう

アスペルガー症候群という言葉は、その言葉が独り歩きしていて、その人個人のレッテル貼りに使用されているという印象を持ちます。他人から「アスペかよ」といわれたり、特定の人に対して「アスペでは?」と思ってしまったり、自分で「私はアスペかもしれない」とレッテル貼りすることもあります。

ところが、アスペルガー症候群というものは調べれば調べるほど奥が深く、複雑で、一概に個人を指さして「アスペルガー症候群である」ということはできない、あるいは難しいということが最近になってわかってきました。

私自身、思春期の頃から「自分はアスペルガー症候群では?」と悩み続けてきており、それが原因と思われる”困り感”というものを説明してきた上、WAISでVIQ-PIQのディスクレパンシー(※)が26もあるにも関わらず、「アスペルガー症候群」の診断を貰っていません。

それは、一概に患者(私のこと)を「アスペルガー症候群」であると診断してしまうと、私の中で「私はアスペルガー」という考えが独り歩きして、これまでになかった、あるいは気づかぬうちに克服していたアスペルガー症候群としての社会不適応性が発現してしまい、結果として患者にとって不幸にため診断がなされていないのだと思います。

以上の経験を踏まえ、「自分はアスペルガーかどうか?」「アスペルガーとして生きるべきか、定型発達者として生きるべきか?」というのを白黒ハッキリつけるというよりは

「アスペルガーっぽいところは気づいて修正していく」という方針を取った方が良いだろう ということと
ここ10年で少しずつアスペルガーっぽいところが修正されている ということに
気づきました。

本記事は「私はアスペルガーかもしれない」と悩みつつも、アスペルガー症候群の診断がなされていない人のために、
アスペルガーの特性と、それら特性に対して私がこれまで行ってきた克服方法を説明したいと思います。

※ディスクレパンシー:不一致、差を意味する言葉。VIQ-PIQの差が高いほど発達障害の疑いが高いが、この数値だけで一概に判断することはできない。
ちなみにVIQ-PIQのディスクレパンシーが26を超える人は約2.6%ほどしかいない。

【前提】アスペルガー症候群は生まれつき

アスペルガー症候群というのは生まれつきの脳機能障害と位置づけられます。脳機能に部分的な偏りがあり、心の病気やしつけによる障害ではなく、生まれ持った性質で無理に直そうとすると辛くなってきます。

アスペルガーと診断された人も、アスペルガーかもしれないと悩む人も共通して持っていただきたい認識はこの部分です。

アスペルガー症候群というのは生まれつき なのです。

つまりは、生まれつき眼が不自由とか耳が聞こえづらいとかそういったものと並列されるべき存在なのです。

それにもかかわらず、見た目健常者に見えるため生きづらさを感じるのがアスペルガー症候群の辛さなのではないでしょうか。

アスペルガー症候群と診断される人とされない人

困り感が説明できるかどうか

アスペルガー症候群と診断されるかされないかには明確な違いがあります。
これはかつての主治医に教えていただいたのですが、アスペルガー症候群と診断される人というのは

「自分の”困り感”を理解できない、説明できない」

のです。

つまり

「人の話を聞いて理解するのが難しくて困ってる」
「人との会話ですれ違いがよく起こっていて困っている」
「決まったパターンがないと不安で仕方なくなる」

など困り感が説明できている人は症状を客観的に見ることができているため、克服の余地あり、と判断できるのです。

アスペルガーかな?と思ったら原因が違う可能性もある

ストーク
アスペルガーって診断される人はな、そもそも「自分はアスペルガー症候群かもしれない」という考えに行きつかん人やけん、「アスペルガー症候群 特徴」とかでググったりしないもんたいね。
ディープル
アスペルガー症候群の定義の問題なのかな?
アスペルガー症候群を
「生まれつきの脳の機能障害」 と定義すれば僕も当てはまるかもしれないけど、
「上記に自分自身が気づくことができていない人」 という定義も含めたら僕はアスペルガー症候群ではなくなってしまうのかな?
ストーク
せやな。ばってん、ディープルの場合は思い込みとちゃうんかな~・・・。
ディープル
そうかな・・・。だって僕、すごく会話が苦手で、仕事でも決まったパターンがないと安心できないし・・・。
ストーク
それはな~・・・どっちかいうと、アダルトチルドレン的性格の方で説明されるべきかもしれん。
会話が苦手っていうのは
「これ言うたら相手はどう思うかな・・相手にどう思われるのかな・・」
って考えてまうところから来とるんやろ?
これってガキんころ日夜親の顔色を窺ってきたきた人の特徴やな。
あと、決まったパターンがないと安心できないのは完璧主義の傾向たい。これもアダルトチルドレン的性格で説明した方が筋が通る。
ディープル
そうか。もしかしたら、困り感がアスペルガー由来なのか悪い家庭環境由来なのか混同して、いよいよ自分が一体何者なのか分からなくなって困っている人もいるかもしれないね。
ストーク
せやねん。せやからアスペルガーっぽい部分が見えても簡単に「この人はアスペルガー症候群である」って診断できないんかな~と思う。

アスペルガー症候群の特性

一応ですが、アスペルガー症候群の特性を挙げておきます。ここで気を付けたいのは、ここで挙げられている特性やネット上で「アスペルガー症候群の特徴〇つ!」のようなページを見て、当てはまる事項が多かったとしても、「自分はアスペルガーである」と思いこまないことです。

自分がアスペルガーであると、自分で決めてしまった瞬間、これまでにできていた社会適応性が消滅し、自らが気づかぬうちに克服していた社会不適応性が発現してしまう可能性があるからです。

本ページは、私自身のアスペルガーっぽさをどのようにして克服してきたのか、どのように克服すれば良いと考えているのかを本サイトのキャラクター「シママ」に投影してまとめていきます。

ストーク
どっちかというと、ディープルよりもシママ→の方がアスペルガー症候群っぽさは強いかもしれん。
ディープル
そうかな・・・?
ストーク
じゃあ、俺が「シママはアスペルガーっぽいな~」と思うたところを挙げていくたい。

コミュニケーションの特性

〇素直で正直。思った通りのことを口にする
〇興味のあることについてはどんどん発言する
×冗談が通じない。喩え話を本気に受け取る
×人の話を聞けない。聞いて理解するのが苦手

想像力の特性
〇一定の作業を正確にこなせる
〇好きなことには優れた集中力を発揮する
〇反復作業、単純作業をいとわない
×興味の偏りが強く、頑固な面がある
×臨機応変な対応ができず、予定が狂うと焦る
×融通が利かない

社会性の特性
〇行動力があり、やりたいこと、やるべきことに一途
〇人に流されない
×友達ができにくい。できたときに強く依存する

ストーク
良さそうに見えるところを〇、欠点に見えそうな所を×で表現してみた。どうや?
ディープル
・・・わりと当てはまるかもしれない。
ストーク
他にも、俺が他のことに集中してるのにクソみたいに話しかけてきたり、
俺が「アスペ」という言葉を使った瞬間、ブチ切れてブッ叩いてきたり
としょーもねーところはたくさん。
ディープル
でも・・・。
ストーク
でも、なんや?
ディープル
・・・・・。
ストーク
オマエ、だいぶイライラしとるやろ?
ディープル
・・・そんなこと
ストーク
ある。顔見ればわかる。
ディープル
・・・・・シママだって、色々と苦しんでいるはずだよ。
ストーク
せやねん。アイツもわかっとるけん、なんとかせなな~って。
せやから、「こいつはアスペルガー」ってレッテル貼りするのは、なんか違うかな~て思うたい。
ディープル
むしろ、生まれ持った性質をなんとか克服しようと頑張っている、それなら僕は凄いなぁ~って思うよ。
ストーク
オマエも柔軟な「認知」ができるようになってきたなぁ~。そういうことやけん。
アイツはしょーもないけど、凄か。生まれ持ったハンデを人知れず克服しとるわけや。
そこに称賛も褒美もなくともやらなあかん。自分の人生をいいものにしていくためにはな。

アスペルガー症候群っぽさの克服の仕方

コミュニケーション特性

興味のあることについてはどんどん発言する(しゃべりすぎ)

ストーク
自分の興味関心の強いことに関してはつい喋りすぎてしまう。これは俺にもあてはまる特性なんやが・・・。
ディープル
そうだね。
ストーク
アイツはパソコンやプログラミングに関して詳しいし・・・
ディープル
クルマが好きっていうのと、自分で名古屋めし作るのも好きだよね。
ストーク
アレ、濃すぎてヤバいよな~。
ディープル
わかる~・・。
ストーク
パソコンについてはだな、もう誰彼かまわず詳しいパソコンの話はしようとしない。Corei7とかDDR4とかいう言葉を使っていい人といけない人に分けて対応している。
それから、名古屋周辺の人にしか名古屋めしについて詳しく語らない。俺らに対しては、「こういうのがあるんだ」くらいしか言わない。でも、アイツと南山大出身の財務部の人との会話を聞いとったら、エライ込み入った話をしとった。
ディープル
なんざん?
ストーク
ああ、すまない。名古屋にある私立大だ。
ディープル
へぇ~。
ストーク
今、まさにコミュニケーションの齟齬があったわけやが、こういったことが起こらないように、
「自分にはわかるけど、相手にはわからないだろう話」は極力避ける、説明しなくてはいけない場面になったら、相手のフィードバックに合わせて説明する
ってのをシママは心掛けているんとちゃうかな~って思うたい。
ディープル
本人としては語りたくて仕方ないけど、我慢しているんだね。
ストーク
せやな。相手の歩調に合わせてコミュニケーションをとらないと結局面白くないということに気づいとると思うたい。
せやけど、たまに暴走することがあるけん、俺にもそういうところがあるから、まぁそこはご愛嬌ってことでええと思うなぁ。

冗談が通じない(言葉を字面どおりに受け止める)

ストーク
あと、アイツ、冗談が通じないことがあるんやが・・・。
ディープル
僕もあんまり・・・。
ストーク
まぁな。オマエの場合は真面目だからな。なんでも真剣に考えるクセがある思うけん、疲れてまうんやろうな。
ディープル
うん・・・。
ストーク
シママの場合は素で冗談が通じん。冗談で何回もキレられたことがあるからな~。
ディープル
そのとき、彼女自身、「またカッとなっちゃったな~」って思っていると思うよ。
ストーク
ああ。俺もそう思うたい。せやから、俺が冗談言うたときは
「それって冗談なの?やめてよね~」とか言うようになってきた。
キレるってことはなくなってきたかな~。

人の話を聞いて理解することが苦手

ストーク
あと、アイツ、意外と人の話を理解してない。理解したフリをしてまう。
ディープル
気持ちはわかるけどね~・・。理解できないけど何回も聞くのって辛いし・・。
ストーク
せやけど、理解したフリいうのは結構アカン。色々接していくうちにアイツは
「言葉を言葉のまま理解できない」という障害があるんとちゃうか思てな。
ディープル
言葉を言葉のまま・・・??
ストーク
アイツ、全部言われたことをアルゴリズム化してんねん。で、慣れないこととか新しいことに関してはアルゴリズム化するのにワーキングメモリを消費するけん、人の話についていけへんのやと思うたい。
それで、誰彼かまわず相手と歩調を合わせることなしに話し続ける人がいたら、これはもうかなり辛いと思うたい。
ディープル
アルゴリズムって、1番目はこうで2番目はこうで2番目にAという事象が起きたら、アクション1を起こし、Bという事象が起きたらアクション2を起こし・・・って流れを組むことでしょ?
ストーク
せやねん。そうしたときにな、アイツに何か伝えるときには予めこちらである程度アルゴリズム化してから伝えるたい。
ストーク
そしたらメッチャスムーズになってん、ああ、こういうのもおるんやな~って思うたな~。
ディープル
それって、プログラミングが得意っていうのにつながってるのかな?
ストーク
ああ、大いに繋がっとるよ。アイツの頭の構造そのものがコンピュータに近いけん、せやからプログラミングができるっていうのに繋がっとるんやろうな。こないだ・・・
ストーク
プログラミングっていうのはね、コンピュータとの交渉なのよ
ストーク
って言うとったからな。
ディープル
・・・(ストーク、シママのマネ、へた。)
ストーク
ただ、そんなアイツでも、ある程度同じ話を繰り返すと、話の中に曖昧さがあっても問題が見られなくなる。アスペルガーが苦手そうな「阿吽の呼吸」というのが徐々に成立してくるようになるたい。
話しよったときに話の全容が理解できんくても、自分の知識で補完できとるんやろうな。
せやから、アイツのアスペルガーっぽいところは慣れないことや新しいことに遭遇したときに出やすくなるんとちゃうかな~思て。
ディープル
あ~そういったことができるから、一概にシママはアスペルガー症候群であるっていえないんだね。
ストーク
せやねん。条件付きなんよ。新しい仕事を始めたときとか、突発的な事項が発生したときに困り感が出てくると思うたい。

想像力特性

好きなことには優れた集中力を発揮する

ストーク
アイツ、プログラミングしよるときはホンマ寝ないでやることがあったからな~。
好きなことしよるときの集中力はハンパないと思うたい。
ディープル
最近は寝ないと「気分」と「意欲」に関係してくるから、ほどほどにしているみたいだけどね・・・。

反復を好み、臨機応変な対応が難しい

ストーク
あと、何回も同じことをするのが好きってのもあるたいね~。
ディープル
そういえば・・・そうだ。例えばね、ピューロ行けば観るモノって必ず「ミラクルギフトパレード」なんだ。他にも「ぐでたまムービーショー」とか「kawaii kabuki」とかいろいろあるのに、必ず1日2回行われるミラギフは外さないんだ。
それから、おひるごはんで食べるものは必ず「シナモンのおしりケーキ」なんだ。
正直、飽きないのかな~とか、もっと他のモノ食べればいいのに・・・と思うことはあるよ。
ストーク
せやせや。一度本人の中でスッポリハマッてしまうと、飽きが来にくい、むしろディープルのような同行者を飽きさせる特性があるよな。
ディープル
なんだろう・・・一度自分の中で納得した枠から外れたくないのかな・・・。
あ、あと、普通に街に出掛けているとき、特段行きたい店がなければ、お昼はマックになるんだけど、マックでのメニューも必ず「チーズバーガーセット」なんだ。
ストーク
え・・マクド率ってどんな?
ディープル
う~ん・・・。2割くらいかな。
ストーク
そうか、せやったらよかよか。いや、5割超えてくるようやったら、さすがにデートとして問題あるかな~・・・思て。
ディープル
・・・・(デート・・・。)
ストーク
確かに、自分が納得した枠から外れたくないってのはあるかもしれんな。っていうか、あると思うたい。
でも、その枠の中ならしっかりと落ち着いて物事を進めることができる。
俺らが彼女に要求したいのは、その枠を少しずつでもいいから、広げていってほしいな~ってことやな。
ディープル
それができて、高い集中力も維持できたら、本当にすごいよね。
ストーク
せやな。
ディープル
あ、あと・・・
ストーク
ああ(ディープルにしては結構言うなぁ~)

予定通りを好み、融通が利かない

ディープル
以前は時間に対して本当にシビアだったけど、今ではそうでもなくなってきているかもしれない。
何かに遅れそうなときとか、電車が止まったときとかこっちが動揺するくらい焦ったり、怒ったりしていたけど、
最近は怒ったりすることがなくなってきてて、穏やかになったなぁ~って思う。
ストーク
突発的事項への対応力がついてきとるんやろうな。予定が狂うと「せっかくワタシが立てた予定が~」って思っとったかもしれないけど、
「まぁ、そういうこともあるよね。」って理解することができるようになってきたんやと思うたい。
ディープル
あと、もしかしたらこの辺(東京)の交通事情に詳しくなってきたから、例え電車が止まったり遅れたりしても
ディープル
京王線が使えないなら、小田急でいいじゃない。
ディープル
とか
ディープル
(品川から)日暮里に行くんでしょ?だったら、空いてる上野東京ラインで上野まで行ってそこから山手線でいいんじゃない?京浜東北線は混んでるから嫌。
ディープル
とか言うようになったな~
ストーク
・・・・(ディープル、シママのマネ、ヘタクソやなぁ。)
せやな。何事も知識がそろってくると型から外れた行動がとれるようになってくるものなんよな。知識を吸収する力ってのはアイツは強いと思うから、アスペルガーっぽさが出るのは最初だけかもしれんよな。
ディープル
うん。仕事でも、最初のうちは予定が狂うと何をどうしたらいいのかわからなくて焦ってしまうけど、ある程度仕事の全容が見えてきていたら、突発的なトラブルへの対処能力がついてくると思うんだ。
ストーク
せやな。これは何もアスペルガーに限ったことやなくて、最初のうちは突発的事項に対処することは難しいと思うけん、アスペルガーに多いのは必要以上に動揺したり焦ったりすることやと思うたい。
ディープル
こういうのを多くの人は柔軟性に欠けるっていうのかな~・・。
ストーク
ああ。焦ってまうのはしゃーないけど、それによって他の仕事ができなくなるとか、動悸が激しすぎて眠れなくなるとかそういうことが起きるのは好いとうないな~と思うたい。
アイツの場合、新しい仕事を始めたり、新しいことに触れたとき、そういう傾向があるから、最初のうちは仕事内容のアルゴリズムをしっかり作ってマニュアル化してやるとスムーズに事が進むんとちゃうんかな~。
で、情報管理部は組織としてそれができとるから、シママ自身、卒なく仕事がこなせるようになっているんやと思う。

社会性特性

やりたいこと、やるべきことに一途

ディープル
シママって行動力すごいよね。
ストーク
せやな。アイツ自身、これだ!って思ったことに関してはかなりひたむきというか一途というか。
ディープル
だからこその、「おてんば娘からの名大」なんだろうな~。
ストーク
好きな人と一緒にいるためにな~偏差値を20くらい上げるっていのはな~なかなかできんと思うたい。
でも、そのとき、かなり周りが見えてなかったんやろな~って思う。
ディープル
なんで?
ストーク
アイツ、親の話とか先生の話とか全然聞く耳もたなかったと思うたいね。
冷静に考えてみたらリスクが大きすぎやけん。
仮に合格したとしても、そこでの講義についていけるか?名大いうのはな、中部地域の子どもたちが小学生のテストでだいたい100点、中高で80点以上取れとるような、長い時間をかけて培った基礎学力の地盤が整っとるヤツらがいくとこたい。
そこを高校時代だけで手に入れた小手先のテクニックで入学できたとしてもついていけるか?っていわれたら怪しいんよ。
ディープル
そっか~・・。
ストーク
んで、2回生のときに浮気されたんやろ?それで、その時に単位を落としまくったんやろ?
「ホラ言わんこっちゃないやん」ってことやけん。
ディープル
厳しいね~・・・。
ストーク
やって、事実やもん。ちょっと踏ん張りが足りんかったら留年からの退学コンボやったと思うたい。そうならんかったのがアイツのいいとこやと思うけど。
ディープル
人の話ちゃんと聞いて、進路を立てとけば、そう苦労することはなかったのにね。って言われてもおかしくなかったってことかな。
ストーク
せやな。でも、今となってはこのミナガミいう大企業の戦力になっとるから、一概にこの特性を悪いとは言えんのよな。
ディープル
人の特性には白黒つけられないんだね。
ストーク
せやねん。

友達ができにくい。できたときに強く依存する

ディープル
シママは・・・割と友達が多い方だと思うけど・・・。
ストーク
友達いうより、知り合いが多いという方が妥当かもしれん。
それから、友達関係や恋愛関係が長続きしないっていうのがアスペルガーの特徴たい。
ディープル
う~ん・・。やっぱり、アスペルガーの人って第一印象「普通」で、交流を重ねていくにつれ、徐々に困り感が出てくるから、長続きしないのかな・・・。
ストーク
せやな。あと「大事な友達を見つけた!」って思うて、そのあとにその友達から徐々に距離を置かれるようになってしまったら、ものすごく傷ついてまう。
ディープル
それは・・・僕だってそう思うよ・・・。
ストーク
せやろな。シママとな、俺らの人間関係を考えてみるとな、割と絶妙やと思うんよ。
まず俺の場合は、話がかみ合ってないとか、すぐに感情的になるところはイジりで対処するたい。
ディープル
そんなことしたら、もっと怒っちゃうんじゃ・・。
ストーク
ああ、怒るよ。イジりってのはアイツの高いプライドを揺るがす行為やからな。それでも、こっちはケラケラしとる。
これは、多分、幼少時代から、のほほ~んと過ごしてきて、大人になっても、なるようになるんじゃないかな~っていい意味で適当に物事を考えられる俺だからこそできることやと思う。
ディープル
僕だったら・・できないかも。ものすごく怒られたら、もうその人と接するのが怖くなっちゃうから・・・。
ストーク
せやろな。それでこっちの姿勢としてはいくら怒られても距離を置かない。明日、いや、1時間したらまたケラケラと話しかける。そういうのを繰り返すうちに困り感というのはイジリネタになってくると思うたい。そうすると、「難しい人」から「面白い人」に変わってくる。
ディープル
これって・・・これをコミカルに漫画にしたのが「うちのオットはちょっとヘン!?」なのかな?
うちのオットはちょっとヘン!? ほしのゆみ著

ストーク
せやな。この本のオットとシママは特性が違うけど、長期的な人間関係構築の戦略としては俺とシママの関係に近いものがある。
ストーク
・・・ファビー→は、あれやな。そもそもアスペルガーっていう概念が彼女の頭の中になくて、
「ちょっと変わってるけど、まぁこれも個性かな~」くらいに思うとるんとちゃうかな?
ディープル
「この人は普通」だとか「異常だ」とか区切ってレッテル貼りするような人じゃないもんね。
ストーク
せやな。ただ、ファビーの場合は学習能力とそれに起因した適応能力が弱い方やと思うから、俺やディープルみたいに「シママはこういう性格で、それにあった接し方を考える」ことは難しいと思うたい。
せやから、そこは俺がファビーにテコ入れしてやるとちょうどええ感じになるんとちゃうかな~って思うたい。
ディープル
そっか~。
ストーク
そして・・・オマエや。
ディープル
僕?
ストーク
ああ、シママはだいぶオマエに依存している部分があるな~思うたい。
ディープル
そうかな?むしろ僕の方が色々シママに助けられたりすることが多いと思うよ。
ストーク
せやな。アイツ自身、ディープルにとっていいことをしたって思うことで、自己肯定感の充足を図っておると思うたい。
ディープル
うん。それもわかってるつもりだよ。それでいいんじゃないかなぁ。
困ったときは時に甘えることも大切で、その理由は、助けてくれる人の自己肯定感を充足する役割を果たすからだと思っているから、実際僕、シママがいなかったらどうなっていたかわからないし・・・。
ストーク
これで一種の共依存関係ができとるということやんな~・・・。
せやからちょっと心配やけん、シママとオマエが物理的・心理的に離れたりしたときにどうなってしまうんか・・・。
ディープル
・・・・。
ストーク
まぁ、付き合ってさえもいない男女の関係でこのような心配をするのも珍しか思うたいね。
2人を傍から見たら付き合うとるようにしか見えんのやが・・・まだ話すべき話はしとらんのやろ?
ディープル
・・・・してない。
ストーク
ここは見守るしかねぇけど・・・。そろそろケジメつけた方が・・・とも思うのが俺の正直な意見たい。
ディープル
・・・・。

まとめ

今回は自分が「アスペルガーかな?」と思ったらどうしたらいいのか?をテーマに、医療機関でアスペルガー症候群と診断される人と診断されない人の違いについて説明しました。

ここのページを訪れるということは、ご自身でアスペルガー症候群特有の”困り感”について理解していると思われるので、その特性に対してどのようにして向き合えばいいのか?ということを主なテーマに本記事を作成しました。

生まれつきアスペルガー症候群と思われる人でも、人と接する機会と年齢を重ねていくと、自分のアスペルガーっぽい性質に対してどのように向き合えばいいのか分かるようになります。それがわかると、自分が必要とする支援を周囲に求めることもできるようになります(※)。

※自分の特性をずっと理解できず、困り感だけを抱えていて、その困り感を説明できない、医療機関で「アスペルガー症候群」と診断されうる人は一定数いらっしゃいます。

アスペルガー症候群というものは生まれつきの脳機能障害であるにもかかわらず、国の支援を受けづらい状態にあります。

したがって、私たちのような「診断はないけどアスペルガー症候群の疑い」のある、いわゆるグレーゾーンの人は自分で特性を理解し、克服する方法を自分なりに見つけなければ、生きづらさはずっと続くという状況になってしまっています。

本ページは、いかにしてアスペルガーっぽさを緩和すればよいのか、その疑問のヒントになる記事として機能することができれば幸いに思います。

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