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新幹線の中から富士山を観たことがありますか?天気が良ければ非常に良く見えるのですが、富士山が見える区間(静岡~新富士~三島)を何度も通っているけど、列車の中から富士山を観たことがない。という人が多いようです。
・海側に座っていたため見逃した、
・静岡県は寝て過ごした
・天気が悪かったため、何も見えなかった
という方の声をよく聞きます。
今回の記事では、富士山を観るにはどこに座って、いつ、どのタイミングに窓を眺めていれば富士山が見えるのかを解説します。
以後に書くことは天気が良かった場合を前提としています。
JR東海区間で走る新幹線自由席・指定席の座席構成は2+3列で南側からABCDEとアルファベットが振ってあります。
新幹線は富士山の南を走るので、北が見える窓側の席を確保しなければなりません。したがって
E席
を確保しましょう。
これは上り線(新大阪→東京)でも下り線(東京→新大阪)でも同じです。E席から富士山は見えます。
富士山が見える席は良い(E)席!なんちゃって~!!
こちらは、静岡→新富士間の車窓動画です。静岡を出発してからトンネルを4回くぐって8分のあたりから富士山が見えるようになったのがわかりますでしょうか?また、4回目のトンネルを出る時には「間もなく新富士です。」とアナウンスが鳴ります。撮影時、焦点距離は18㎜であったため、富士山はそれほど大きく映っていませんが、皆さんの目で実際に見たほうが大きく見えると思います。
※音量注意(何度かカチカチ音が鳴ります)
こちらの写真の方が皆さんの目で見た感じに近いと思います。
新大阪、あるいは名古屋から東京へ向かうのぞみの場合
名古屋駅出発から45分程度が経過すると、静岡駅を通過します。通過している駅は、車両前面の電光掲示板に表示されますので、名古屋出発から40分ぐらい経過したら確認してみましょう。
そして静岡駅を通過してからトンネルを4回くぐったのを確認すると4回目のトンネルの先に富士山が見えます。
よくニュースとか、会社の広告とか流れてる前面の電光掲示板だよ!
こちらは三島→新富士間の車窓動画です。5分30秒ごろから富士山が見え始め、6分ごろにははっきりとその形を見せてくれています。こちらも焦点距離は18㎜であったため、富士山はそれほど大きく映っていませんが、皆さんの目で実際に見たほうが大きく見えると思います。
東京から名古屋・新大阪へ向かう「のぞみ」の場合
新横浜駅出発から24分が経過すると三島駅を通過します。そこから約5分で富士山が見えるようになるでしょう。
上り線の方が線路が北側に配置しており、富士山に近いため、電線に邪魔されることなく撮影ができるでしょう。したがって、新大阪・名古屋から東京へ向かう新幹線の方が富士山は見やすいと言えそうです。
今回は、新幹線の中から富士山を観よう!ということで、そのためにはE席を確保する必要があること、また上り線と下り線に場合分けし、それぞれいつのタイミングで富士山が見れるのかを解説しました。
出張や旅行の帰りなどにじっくりと雄大な富士山を眺めて、これも一つの思い出にしていただければ幸いです。
これからの季節(記事執筆日10月6日)、富士山が雪を被り始めるよ!!雪を被った富士山も圧巻!!新幹線にお乗りの際はお見逃しなく!