資料請求番号:PH55
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ハイキング。非常にいいですよね。小鳥の声を聴きながら大自然の中を歩いて、頂上では景色と美味しいお弁当を楽しむ。
ハイキングに夢中になれば、細かい悩み事などどうでも良くなってきて、ストレス解消につながります。また、体力の要る趣味なので、健康にも良いですね。
そんなハイキングですが、
・道に迷ったらどうしよう
・途中でトイレに行きたくなったらどうしよう
・遭難したりしないかな
など、不安な要素も多いと思います。
そこで、今回は、安心してハイキングに出かけられるようにするための準備と、実際にハイキングをしているときの心構えを書いていきたいと思います。
最初の内は1000m以下の山を選ぶと良いでしょう。また、観光地として比較的有名な山をお勧めします。
有名な山は案内板などがしっかり整備されていて道に迷いにくいですし、他の登山客も多くいます。山を登っていて一番安心する時は他の登山客を見つけた時です。
施設も充実していて、トイレもキレイであることが多いです。
最も初心者向けの山は山形県にある「山寺」です。
え~。山寺はハイキング・登山に入らないよ~。ただ長い階段登って参拝するだけでしょ?
と考える人もいるかもしれませんが、体力的にいちばん易しく、用意も少なく行けるのがこの山寺です。ほぼ手ぶらで行っても問題ないほど簡単な山です。
他、千葉県富津市の鋸山、東京・八王子の高尾山などが易しい山だと思います。
山小屋とトイレがあるかどうかをチェックします。標高の低い山には山小屋はありませんが、トイレはあったほうがよいでしょう。
・服装
高さ1000m未満程度の山で、日帰りのハイキングであれば、
服装は普段着で大丈夫です。ただし、足元はスニーカーにジーパンやチノパンが良いでしょう。ハイキングにオシャレは不要です。
着替えは季節に依りますが
夏のみ着替えをシャツ1枚用意します。
秋~冬は防寒着を用意します。
また、雨具と手袋が必要になります。
雨具が要るのは山の天気が変わりやすいから、なんだけど、なんで手袋が必要なの?
道が悪いと転ぶことがあって、
その転んで手をついたところに木のささくれみたいなのがあったらケガしちゃうでしょ?
それの防止のためやけん。
・リュックサックの中
ハイキングに出かける時のカバンは基本的にリュックサックです。その中には以下のものを入れておきます。
スマホ/水筒/お弁当/タオル/ティッシュペーパー/トイレットペーパー/ビニール袋/絆創膏/包帯/ホイッスル/(地図)
一昔前は地図は必需やったけど、今はスマホの方が便利やからスマホの地図機能を使ってるよ。
標高の低い山やったらあまり圏外にはならないし。もし圏外になった時のために地図を用意しておく感覚やな。
もちろん、歩きスマホは禁止!!こんなとこで歩きスマホしないよね?フツー
でもいるのよね~こんなところで歩きスマホしてる人。ワタシびっくりしちゃった。慣れてるのかな?やっぱ。
そうだろうね~。でも、滑落してからじゃ遅いけんね。
山に来てまで歩きスマホしてたらもったいないよ・・・・。
それから
トイレットペーパー/ビニール袋はトイレがなくて仕方なく外でするため。ビニール袋に芯を抜いたトイレットペーパーを入れておくとかさばらずに済むよ。
絆創膏/包帯は転んでケガしたときのため。折れた木の先なんかはケガしやすいから気を付けよう。
ホイッスルは万一滑落したときに助けを呼ぶため。
に必要。これらは非常用かな。
・他、携行品
腕時計/カメラ(高級品はNG)/(ストック)
ストックは1000m未満の山だったら不要やな・・・という印象。勾配にも依るけど。
ワタシ、初めて山に登った時、一眼を忘れてきちゃって、悔しかったんだけど、登ってみて持ってこなくてよかった~って思った。
あの時はシママ、2、3回くらい転んだっけ?リュックの中に一眼が入っていたらって思うと・・・ゾッとするけんね。
そう。だからカメラは安いヤツで十分だなって思って・・・。写真撮影より登山に集中したほうがいいかもって思った。
うん。アタシは3万円くらいのミラーレスで我慢してる。
ハイキングの場合、絶対に守らなければいけない時間の条件があります。それは
日没までに下山すること
です。これを必須条件として計画を立てます。電車とバスを使う人は時刻を綿密に調べ、ハイキングの平均所要時間と相談しながら計画を立てます。
車を使う人は、行きの行程で交通渋滞に巻き込まれた場合、時として登山をキャンセルする勇気も必要です。上記の条件は他のどんな条件よりも優先されるべきです。
真っ暗になった状態で上の写真みたいな場所を歩くって考えたらゾッとするよね。日没までに下山することは最優先やけんね。
・時間の確認
登山口に公共交通機関、あるいは自車で来た時に時間の遅延がないか、遅延があったとしても日没までに下山できるか検討します。
・天気の確認
当日の地域の天気予報をしっかり確認します。また、登る方向を見たときに雲がかかっていないかを確認します。
時間と天気。2個考えてやっぱ止めるって言うのも大事な選択肢やと思う。
そしたら近くの温泉にでもいけばええけんね。
・トイレ
登山道にトイレがあるとしても、最悪の場合を想定して、トイレは済ませておきます。
トイレがあったとしても、
トイレが壊れてた~とか
鍵が閉まらない~とか
汚すぎて座れない~なんてこともあるかもしれないから、
トイレは出来るうちに済ましておこう。
こないな、シママがトイレ行きたなったときは大変やったなぁ~
そ、その話はもうしないで!!
・あいさつ
ハイキングはケガ・滑落・遭難など危険の可能性があります。そうなった時に助けてくれるのは「人」です。
ハイカーの間では、同じ山に登る人間は全て仲間という考えがあります。したがってすれ違う時には必ず挨拶をします。
私は音楽を聴いている人、2~3人で話に夢中になっている人たち以外には全員挨拶をします。
ほとんど全員が挨拶を返してくれます。青空の下で元気よく挨拶するのもハイキングの醍醐味だと思っています。
あいさつってホントに気持ちいいよね。
ね~。みんな気持ちよく山登りしているから、みんなからいいお返事が返ってくるんだよね!ホント素敵やと思う。
・譲り合い
山道は基本的に狭く、人ひとりが通れるかどうかの狭さの道が多くあります。したがって、人と対向したときには、譲り合いの精神が必要になります。
登りの人を優先することが基本です。
ただな~。ウチら2人で登っていた時、対向してくるのが10人とかいう行列やったら、ウチらが譲ったほうがええけん。
この辺は臨機応変よね。降りの人の周りにスペースがなくて、登りの人の周りに広いスペースがあった場合もそうだら?
うん。色々あるけど、ただ、根源にある気持ち「譲り合い」さえ忘れなければ大丈夫やけん!
そして、当然「どうぞ」と「ありがとう」は声かけしないとね。その方がお互い気持ちいいけんね。
・山道から外れない
ハイキングの際は決められた道があります。案内板などでその道を案内しているのですが、故意に道を外れるようなことをしてはいけません。県や町など自治体が保護している植物などを植えている可能性があるからです。なにより、遭難の危険性が増すので、山道からは外れないようにします。
・トイレ
近くにトイレがなく、我慢できないときは、やむをえず山道から少し離れた場所で用を足します。
その際、排泄物自体は軽く埋めるなどすれば良いのですが、ティッシュを放置してはいけません。そのために、拭いたティッシュを入れるためのビニール袋を用意します。
山登っててな、自然満喫しているときに、白いティッシュとか置かれてたら、ホントゲンメツやけん。
外でするのはいいけど、ティッシュ放置だけはホンマ許しゃなか!
今回は、初心者が知っておきたいハイキングの基本ということで、ハイキングをするのに必要な最低限の知識とマナーをまとめました。
ハイキングはマナーを守ってやれば本当に気持ちのいいものです。天気のいい日にはぜひ出かけましょう!